物見山
ものみやま
1,375m

妙義・荒船
下仁田町・長野県
妙義・荒船・佐久高原国定公園には、妙義山、八風山、荒船山、黒滝山などの山々、内山峠、十石峠などの多くの峠を持ち、妙義山に代表される奇岩、怪石の岩塊風景、神津牧場などの高原牧場風景、さらに群馬・長野県境の峠風景が特徴となっている(群馬県HPより)。かつては軽井沢から神津牧場へ、また荒船山を経由して黒滝山へ下るコースもあったが今は廃道だ。歴史あるハイキングコースも今は林道が入り込み手軽に登れるようになってしまった。
登 山 日 2024年3月14日(晴れ)2003年6月3日の記録
メンバー しんぷる
行  程 山荘あらふね あと800m看板地点13:30…13:35山頂への道標…13:56▲物見山14:03…14:38看板地点
yamap ルートマップ
物見山は神津牧場を起点に紹介されている。山頂を踏むだけならば林道妙義荒船線が通じているから、あまりにもあっけない山頂になる。今回は時間も限られていたので、最短コースで物見岩と物見山に登ることにした。道は荒船パノラマキャンプフィールド(旧内山牧場キャンプ場)があるためか、しっかりと除雪がしてあってかなり入り込める。途中、「レストハウスあらふね」のそばに予定の物見岩登山口があったが、駐車余地がなくて林道妙義荒船線に入ろうと道を進んだ。林道との合流点で除雪は終わり車を置いて歩きだすことになった。

林道妙義荒船線は除雪がなく通行不能

進めば下仁田町 今は佐久市
先ずは物見山を目指す。林道には薄いトレースが残されている。歩き出してみれば積雪は深くなく無理なく歩いていけそうだ。目標とする鉄塔も見えている。時折踏み抜きもあるけれど、長野や群馬を行き来しながら歩いていくと物見山への道標に着いた。

林道から登山道に入る

トレースは新雪の下だ
林道を離れると積雪量が多い気がする。トレースらしいトレースはなくツボ穴が残されているだけだ。それもかなりの確率で踏み抜いている。日当たりの良い斜面だから積雪は少ないと予想していたが意外と深い。薄そうな場所を探すがやはりツボ穴が一番だ。

すぐ脇は内山牧場

山頂の道標

浅間山はぼんやり

妙義山 裏に表に
ゆっくりと歩くしかないので長靴に雪が入らないように注意しながら登っていけば、朽ち果てそうな山頂標識が置かれる物見山の山頂についた。八風山方面にもトレースがある。神津牧場への周回コースを歩いたものだろうな。物見山からの展望は立木が邪魔をして決していいとは言えない。展望を期待するなら物見岩が優れるな。今日は展望は良いとは言えないが物見岩にも寄ってみよう。

山頂の鉄塔

雪原に西上州の山々

山頂からの展望

林道に出た

物見岩下の鉄塔
ズボズボと踏み抜きながら林道まで戻った。自分のトレースを踏みながら物見岩への分岐を進むが雪が深い。物見岩のピークが見えるがちょっと大変そうだ。時間も差し迫ってきている。靴の中も濡れているし今日は完全に装備不足だな。物見岩は諦めるしかないか。適当なところで林道に出て駐車場所に戻ることにした。今年は予想外の積雪量で雪山三昧が続いている。

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