浅間隠山
あさまかくしやま
1,757m

角落山塊
高崎市・東吾妻町
浅間隠山は展望を楽しむ山だ。四季を通じて展望は良いが積雪期は特に素晴らしい。純白に輝く雄大な浅間山を眺望するには一番の山だろう。二度上峠下登山口からは短時間で山頂に立てるため人気のコースになっている。紅葉を楽しむには浅間隠温泉郷からのコースが素晴らしいがアクセスは悪い。川浦富士または矢筈山とも呼ばれている。
登 山 日 2024年3月8日(晴れ→曇り)2001年9月1日の記録
メンバー しんぷる
行  程 浅間隠山登山口11:20…12:50▲浅間隠山13:00…13:52登山口
yamap ルートマップ
登山口までの県道54号は除雪がしてあり、ところどころ雪はあるが特に問題はなかった。でも天気がスッキリしない。二度上峠下登山口を通り過ぎて二度上峠まで行ってみると浅間山は真っ白に輝いている。これは登るしかないと登山口に戻って支度を急いだ。

雪ドッサリの登山口 除雪のせいもある

雪はあるけどトレースはしっかりある

カラマツの林が青空に

真っ白な雪が眩しい
駐車場には一台の車だけ。登山者は少ないようだ。カーブ7前の駐車余地もきれいに除雪してある。登山道の道型はしっかりしていて新雪の上には数人のトレースだけだがツボ足で歩いていける。雪は湿り気を帯びていて歩きやすい。

山頂と南峰が見える

雪山に目立つ道標

倉渕山岳会による

霧氷の残りがわずかに
雪があるがトレースは夏道に準じて付けられている。登山道は雲に覆われたり晴れたりを繰り返している。山頂上空は青空のようだから何とか展望にはありつけそうだ。時折足を滑らせながら歩いていくと南峰についた。倉渕山岳会にの山肌を大切にの標識がある。

もうすぐ山頂 浅間連峰が見える

鼻曲山方面

浅間隠山山頂 点名浅間隠の二等三角点が置かれる

ドドーンの浅間山 噴煙が多いような
ここからは平坦な稜線を進む。積雪も心なしか多く感じるが歩くのには支障がない。山頂の上りに入るとカモシカが目の前を横切っていった。足元ばかり見ていたから気づかなかったけれど、おそらく上でこちらを観察していたに違いない。カモシカの習性なのか距離をおいてこちらを観察している。カメラを向けたが低木が邪魔で撮ることができなかった。それからわずかで山頂に着いた。

ぼんやりと榛名山

白砂山から谷川連峰

 

草津白根山と横手山
北アルプスは見えないし八ヶ岳もぼんやり。四方には灰色の雲が漂っている。でも浅間連峰はよく見えている。これでいいんだ。山頂には先行者二人が下山の準備をしていた。霧氷の残骸が残されている。もう少し早く登ってくれば霧氷も見られたようだ。

上毛三山妙義山

立木に雪と青空
浅間隠山からの展望とすればあまり良くはない。でも、これはこれでいいのだ。10分ほど展望を楽しんでいると雲が広がってきた。では戻りましょうかね。来た道を時々滑って転びながらも足早に下っていく。なんとなく晴れ間が広がってきたような。

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