茶臼山・八王子丘陵
ちゃうすやま・はちおうじきゅうりょう
294m

八王子丘陵
みどり市、桐生市、太田市
桐生吾妻山から見える八王子丘陵は東西に長くなだらかな山が連なっている。その一角に中継アンテナが立つ山が茶臼山で、八王子丘陵の最高点となっている。茶臼山には二回ほど東毛少年自然の家から登ったが、今回は一等三角点のある唐沢山まで縦走してみよう。
登 山 日 2024年02月04日(曇り晴れ)2004年4月24日の記録
メンバー しんぷるライフ、IT
行  程 荒神山登山口9:01…9:17荒神山…9:35寺ノ入山…9:52姥沢ノ頭…10:00▲茶臼山10:15…10:27姥沢ノ頭…10:32八王子山10:34…10:37姥沢峠…10:41水道山10:43…10:54根本山…11:03籾山峠11:06…11:17高雄山…11:37高尾山…11:42神籠山… 11:47鷹ノ巣山…11:54日向山12:19…12:27菅塩峠…12:32高壷山…12:47▲唐沢山12:52…13:06高壷山…13:19キャンプ場…13:53治良門橋駅
yamap ルートマップ
曇り空ではあるが徐々に晴れてきている。荒神山登山口には風もなく快適な山歩きが楽しめそうだ。ガイドブックのコースタイムは4時間30分となっているが、そんなにはかからないだろう。唐沢山から下山後は治良門橋駅から阿左美駅まで電車で戻る予定。

荒神山から縦走が始める

ササの道が続く

荒神山頂上に着いた

黒石峠とある

ヒノキの林がある

東毛自然の家からは登山コースが多い
この丘陵は最高地点が茶臼山294mだから、小さなアップダウンを繰り返しながら歩いていくことになるのだろう。こうした山には小ピークに名前が付けられていることが多い。山名はYAMAPやヤマレコでも認知されているようだが、実際に八王子丘陵の地形図に記されているのは荒神山、茶臼山、天王山、唐沢山だけだ。今回の縦走では天王山は山頂を踏む予定はない。

立岩コース

姥沢ノ頭

基本的な道標

明るい稜線になっている

アップダウンは少ない

三等三角点茶臼山293.96m
荒神山に登り上げると予想通り緩やかなアップダウンがあるくらいで楽ちんだ。低い丘陵帯だけあってあちらこちらに踏み跡がある。どこを行っても遭難はなさそうだ。小さな道標が幾つも置かれ、東毛少年自然の家からの多くの登山コースを案内している。姥沢ノ頭から縦走路を少し外れて茶臼山に向かう。女道を避けて階段を上れば三角点が置かれた山頂に出た。

こんなところに山頂標識

茶臼山周辺の案内図

赤城山をバックに一枚

赤城山が大きい

山頂の一角 石祠がある

袈裟丸連峰かな
山頂にはアンテナや石祠があり、一段下がったところには東屋がある。西には浅間山、北には赤城山や袈裟丸山などの展望が開ける。山頂から戻る途中に気ままな男の山歩きの赤城さんとばったり。相変わらずお元気で山を自在に歩かれている。谷川の小出俣山から阿能川岳をご一緒したことが昨日のことのように思い出された。しばし歓談してお別れをした。

籠山千日満行所と書かれている

八王子

ここが山頂
小ピークを気にしながら歩いていく。どこも通過点みたいな感じだが山名標が付いているので気になってしまう。八王子山、水道山、根本山とピークを踏んでいく。庚申塔が置かれた場所が姥沢峠で東毛少年自然の家への分岐になる。根本山は275mで太田市標高最高地点となるようだ。太田市って関東平野にのみ込まれているんだなあ。

東毛少年自然の家分岐

庚申塔

姥沢峠(八王子峠)

根本山275m 太田市標高最高地点

籾山峠

旧県道桐生新田線にある
根本山を下って籾山峠に出る。車道を渡ると急登が始まる。やけに急に感じるのは今までが楽だったからかな。こちら側はアップダウンが多いと聞いたが早速だ。でも笹が無くなって登山道が随分と明るく感じる。さて、ランチはいったいどこがいいのかな。

急登が始まる

明るい雑木林

高尾山

神籠越

神籠山

とにかく明るい稜線
時間と休憩場所の良さを計りながらアップダウンを続けていく。籾山峠からこちら側はアップダウンが少しきつい感じだ。それでも足が疲れた頃にはピークに立っているから足慣らしには良い山だ。高雄山は急登に恐れをなして巻き道を行く。238mの高尾山を過ぎると神籠山で天王山への分岐となるが、脇目もふらず歩いて神籠山そして日向山に向かった。頂上のベンチに腰を下ろしてランチタイムだ。ここからは尾根沿いにピンテが付けられている。尾根を下っていくコースのようだ。

菅塩峠に着いた

唐沢山まで800m

高壺山
日向山からは急斜面を下っていく。籾山峠から道標に記されていた菅塩峠に出る。ここ八王子丘陵には多くの峠があるようだ。太田と桐生を結ぶ連絡路みたいなものだ。峠から歩いていくと高壺山に立つ。ここから唐沢山までピストンだ。

唐沢山の東屋が見えた

一等三角点唐沢山291.13m

山頂の石宮
途中に展望台250mの分岐があったが止めておきましょう。平坦な道を行くと東屋が見えてきた。唐沢山に着いたようだ。山頂部は広く開放的だが展望は立木が邪魔で良いとは言えない。三角点を見れば一等三角点とある。

高壺山から

北金井キャンプ場

治良門橋(じろえんばし)駅に着いた
山頂部を少しウロウロして帰路に着く。高壺山からは北金井キャンプ場経由で治良門橋まで歩かなければならない。電車は一時間に一本だ。3時台の電車を予定していたが少し頑張れば2時台の電車に乗れそうだ。舗装路を登山靴で歩くのは少しつらいが足早に歩いていく。北関東自動車道をくぐってしばらく歩くと治良門橋(じろえんばし)駅に着いた。

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