茶臼山 ちゃうすやま 294m 桐生市

登山日	2004年4月24日（晴れ）	しんぷる
行　程	自然の家炊事場(09:40)…三本松(09:53)…八王子山頂(09:57)-茶臼山頂(10:08)…八王子山頂(10:22)…炊事場(10:40)

茶臼山一帯は八王子丘陵と呼ばれ桐生市の南に位置する。低山ではあるが関東平野の一部にあるため展望に優れる山である。この丘陵全体に包まれるように東毛少年自然の家が存在し、まるで山奥にでも来たような錯覚に陥る。遊歩道は多くのコースが整備されているようだが、自然の家を出発点として歩いてみることにした。
炊事場	コース分岐	少年自然の家駐車場から少し戻り炊事場に入る。施設を眺めながら道なりに進むと直ぐに道は細くなり登山道の様相を示す。間もなく分岐が現れ左は三本松コース、右は立岩コースとある。三本松コースを行く。えぐれた道を過ぎると一気に急登となる。ザレた感じがして上りにくい。
三本松	八王子山から望む茶臼山	息を切らしながら上がると背稜にでる。三本松の道標だ。道は左右に延び、左は黒石峠へと続くらしい。右への平坦な道を進み急登をひと上りで八王子山頂上だ。立木の切れ目から電波塔の建つ茶臼山山頂が見える。稜線伝いに行けば籾山峠、道標に従って茶臼山を目指す。
道は一旦下る。階段状の道を上り返すと電波塔の建つ茶臼山頂上だ。茶臼山ハイキングコースの案内板と石祠がある。ヤマツツジも咲き始めている。頂上からは360度の展望で関東平野が一望だ。北方には赤城山が見事、上毛三山がきれいに整列している。雪の融けた浅間山、東には筑波山が姿を見せている。まさに展望の山と言っていいだろう。	八王子山	鞍部
八王子山頂まで戻り立岩コースを行くことにする。一気の急な下りで滑り落ちないように注意が必要だ。歩く人が少ないのか道は荒れている。ガレ場や岩場も多い。立岩と思われる大きな岩の横を過ぎると平坦な道に合流だ。わずかで三本松コースからの道を合わせると自然の家は直ぐそこだ。	茶臼山からの展望	袈裟丸山方面を望む