吾妻公園の駐車場は残りわずかだった。皆が山歩きではないだろうが大部分が山歩きに違いない。一昨年訪れたばかりだから記憶ははっきりしているはずだ。予想通り南面の登りになるので風はなく暖かい。気温はおそらく10℃以下だろうが日差しがあるせいだろう。 |
吾妻公園から歩き出す |
緩やかな道 |
哲学の小径とあるが瞑想でもして歩くのかな |
登山道案内図 |
哲学の小径って一体何だろう。わからなくても歩くのには支障がないから気にせずに登山口に向かって歩いていく。 |
橋を渡って |
登山口に着く |
上りは男坂、下りは女坂だが…女坂へ |
トンビ岩で展望を得る |
今日は土曜日で登山者も多いだろう。ましてや常連さんが多い吾妻山だ。賑やかな山歩きになるだろうな。この山はとにかく急登だ。男坂・女坂が二つもある。ふつうは急登を上り緩斜面を下るほうが怪我のリスクは少ないと思うが、今日はおっと第一女坂を行く。帰りが男坂ですか?下るときは男坂と女坂の分岐がわからないからまあ適当に降りるしかないあ。トンビ岩に飛び出せば展望がいい。 |
坂を上って樹林帯へ |
再び急登を登って山頂稜線に出る |
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しかし岩場が多い山だな。でも、さほどキツイと感じないのが不思議だ。無理なく登っていくと稜線に出た。さすがに稜線は風が強い。立木の間から見える赤城山が雪を噴き出して寒そうだ。平坦な稜線を進むと賑やかな山頂に着いた。東京の高層ビル群やスカイツリーが見える。右に目をやれば富士山だ。眼下には八王子丘陵が一望だ。展望を楽しんでから、記念に一枚撮ってもらって腰を下ろす。 |
山頂の石祠 北を向いている |
仙人ヶ岳かな |
足尾の山 |
熊鷹山かな |
ただでさえ賑やかな山頂には入れ替わり立ち代わり登山者が歩いてくる。そして常連さん達が楽しそうに会話を楽しんでいる。さらに年齢を重ねても山でのんびりと過ごす時間を楽しめらればいいなあ。さて、下ってみますかね。 |
為になるお言葉が ↑クリックで拡大 |
少しは小鳥の名前を覚えたいなあ ↑クリックで拡大 |
男坂も女坂もよくわからないままトンビ岩まで下る。最後の展望を楽しんで吾妻公園に下っていくと、「天に星、地に花、人に愛」の立札が目についた。続いて「歩く人が多ければ、それが道になる」の立札。そして哲学の小径案内図が目についた。そういうことだったんだな。二人で最初から最後まで読ませてもらった。小径を歩かなくても楽しめてしまったかな。 |