金山
かなやま
239m

足尾山地
太田市
太田金山は八王子丘陵の続きかと思っていたら小丘陵の独立峰のようだ。標高はわずか200m台だけれども北山、西山、東山コースなどのハイキングコースが整備されている。低山ではあるが関東平野の最北部に位置するため展望はよい。金山城址付近を除けば意外なほど静かな山歩きを楽しめる。金山は歩いた記憶だけが残っていて、今回が初めて訪れたような新鮮な気持ちで歩くことになった。
登 山 日 2024年01月26日(晴れ)2003年3月16日の記録
メンバー しんぷる
行  程 大光院北駐車場10:25…10:35金龍寺…10:57見附出丸…11:01モータープール(西城駐車場)…11:11物見台…11:25△金山(新田神社)11:30…11:41御城橋(松風峠)…11:55大八王子山…11:59中八王子山…12:03小八王子山…12:17大光院北駐車場
yamap ルートマップ
大光院北の駐車場はとても広く他にも各所に駐車場がある。地図を見ながら歩き出す。道標にはモータープール1600m・金山山頂まで2300mとある。何だ?モータープールって。少し行くと金龍院に出た。

大光院(子育て呑龍)

七福神

 道間違えて金龍院正面へ 手前裏手に道

ここを入っていく
七福神を見て先に進むと何か違う。スマホを見ると道を間違えている。今回はYAMAPの登山計画を立ててきているのでコースはずれが直ぐにわかるのだ。少し戻って新田義貞公墓への標柱を目印に狭い道を入っていく。

金山が見えた

明るい登山道

東屋が見える

青:北山コース、赤:西山コース、黄:東山コース
このハイキングコースは細かい分岐があって迷うことが多い。ちょくちょくスマホを取り出しては見ることしきりだ。今日は北からの風が強くて赤城山は雪雲が掛かり雪を吐き出している。関東平野は砂埃が舞い展望がはっきりとしない。

見附出丸

関東平野の展望抜群 都心が近い

モータープールとな 要するに駐車場

舗装路になった
西山稜線に出ると風の音がすごい。すこし南側を歩いているからわずかな風ですんではいる。やがてモータープールに着いた。ただの駐車場じゃんか。大阪のほうではよく使われる言葉だそうだ。観光ではここまで乗ってくればいいわけね。

富士山見えてる

不落の城 新田金山城とある

物見台 北の展望がいい

榛名山
金山に行く前に物見台に寄ってみる。稜線に出ると風が強い。物見台に上って展望を楽しむが強風に吹き飛ばされそうだ。上州名物からっ風だな。桐生育ちの知人が、自転車を風上に漕いでも前に進まなかったと言うのもあながち大げさではなさそうだ。

八王子丘陵と赤城山

男体山だろう 奥日光方面だ

二等三角点東金井222.3m

月の池
三角点はこの一角にあり四方に丸石で保護されている。大切にしよう三角点だな。近いうちに八王子丘陵を歩いてみよう。金山城址まで来るともう観光地だ。金山山頂部は「金山城址」として国の史跡に指定されている。随所に説明版が設けられていて、それを見ながら歩いているだけでも歴史探訪といった感じで楽しい。

金山城跡

日の池

金山の大ケヤキ 樹形がいい

推定樹齢800年とか

太田金山の模型が置かれる

新田神社
階段を上って新田神社に着いた。この一角が金山山頂になる。家族の安寧と山歩きの無事を願って、新田神社と隣の御嶽神社をお参りした。さらに隣には稲荷神社も置かれている。山頂からの展望は素晴らしいなあ。関東平野が一望だ。初詣と初日の出が同時に楽しめるだろうし、さぞかし元旦は賑わうのだろうな。

薄っすらと筑波山

隣に御嶽神社

さらに稲荷神社も

御城橋
さあ戻ろうか。御城橋に向かって山道を下っていく。やはり幾つも分岐があってわかりづらい。舗装路が見えるとその上に橋が架かっている。ここが松風峠であり御城橋になるようだ。橋を渡ると東山コースに突入だ。八王子山を通って下る予定。
ここで直進してしまった 正解は階段を右に進む
大八王子山頂

中八王子山頂

小八王子山頂
道間違いをしてしまい、分岐まで戻ってから三つの大中小の八王子山を歩いた。小八王子山頂には案内板と新しい東屋がある。どうも歩く順を誤ったかも。東山コースから金山山頂に登って西山コースを戻る反時計回りのほうが道間違いもなかった気がする。

広い道を下っていく

ハイキングコースは終わり
太田金山は一部観光地になっているはずだが、ハイキングコースは込み合うこともなく静かな歩きを堪能できる。小さな丘陵ではあるが四季それぞれに見どころがありそうな山だ。もっと楽に歩けるかと思っていたが意外と歩きがいのある山だった。

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