嵩山
たけやま
789m

吾妻
中之条町
古代から祖先の霊魂を祀る山を「たけやま」と呼んだそうだ。嵩山は「天狗の住む山」とも言われ、大天狗・中天狗・小天狗の名称を持つ。大天狗に置かれる三角点の点名は天狗山だ。表登山口を第一番目として、山中に三十三番の石仏が点在している。戦国時代に地元の斉藤家を城主とした嵩山城が真田幸隆に攻められ落城した。悲惨な最期を遂げた犠牲者を供養するために坂東三十三番の観音像が建立されたとのことである。
登 山 日 2024年01月23日(曇り)2003年12月13日の記録
メンバー しんぷる
行  程 表登山口12:20…12:36休石…12:45小天狗12:50…12:58中天狗…13:04経塚…13:12▲大天狗13:20…13:25経塚…13:40東登山口
yamap ルートマップ
道の駅霊山たけやまの駐車場にはいくらか車が止められているが人出は少ない。冬らしい風が吹いている。たけやま館の裏手を通って表登山口から歩いていく。直ぐに一番を過ぎてだ。子供用のアスレチック施設があるがさすがに遊んでいる子供はいない。

道の駅霊山たけやまから男岩

表登山道から周回だ

杉林をジグザグと登っていく

スカイツリーを対象に
杉林の九十九折をジグザグと登っていく。歩きやすい道ではあるが意外ときつく感じるのは気のせいかな。

登山道の上空写真が所々にある

この様な石仏が33箇所

天狗の広場

小天狗だ 展望がいい
休み休み登っていくと天狗の広場に出た。やぐらや東屋、ベンチやトイレが置かれる憩いの広場だ。忘年山行と称してここで煮込みうどんをして食べたこともあったなあ。小天狗に急ごう。岩を登って高みに立つ。展望いいなあ。嵩山に行こうとよくライフに言われるけど、短時間過ぎて気が進まないことが多くていつの間にか展望も良くないイメージが出来上がっていたようだ。

北側 右に小さく吾妻耶山

高田山

中央は有笠山 後ろ浅間山

妙義山の後方に奥秩父の山並み

榛名山

遠く赤城山と子持山、小野小山
いいじゃないか。歩き足りない山歩きにはなりそうだけれど展望が素晴らしい。十分に歩きたいなら三十三番を巡ってみるといいかもしれない。そのうちにやってみようか。ただこの山は山ビルが出るそうだから要注意だな。

小天狗の石祠から大天狗

少し日が入った 中天狗に向かう

弘法の筆跡から小野小山

中天狗に着いた 展望は今一

石仏群が置かれる

実城の平
展望を十分に楽しんでから中天狗に向かう。途中には胎内くぐりや弘法の筆跡など見どころが紹介されている。石祠も幾つか置かれている。中天狗を過ぎれば経塚から長い鎖を伝って大天狗だ。でも鎖に掴まらなくても登ってはいける。岩場や鎖が苦手な人は南側(右)にピンテが付けられた巻道があるので利用するといいだろう。

経塚 ここから大天狗へ

長~い鎖が続く

大天狗に着いた

女岩だとか 三等三角点天狗山789.2m
シャカシャカと登りきると大天狗だ。石祠の置かれる女岩に登らなくちゃ。一本の鎖を手繰って岩の上に立った。展望はいい。小天狗も大天狗もいいけれど、どちらかといえば小天狗のほうが居心地がいいし開放感があるような気がする。今日はこれで終わり。

西側 高田山が見える

東側の展望がいい

遠く奥日光の山々

ズームしてみる 男体山 日光白根山など

榛名山ですね

浅間隠山方面

経塚に戻り

東登山口に
巻道を下って経塚に戻る。東登山道を淡々と下っていくと短時間で登山口に降り立った。一人とすれ違っただけの山歩きだった。

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