有笠山 ありがさやま 873m 吾妻 中之条町 |
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有笠山や過去2回登っているが展望はないことくらいしか覚えていない。沢渡温泉に近く下山後には汗を流していくのもいいかもしれない。この岩山はオーバーハングした岩場が多く関東周辺の岩場でも大きなエリアになっているそうだ。 |
登 山 日 | 2024年01月23日(曇り)2001年8月4日の記録 |
メンバー | しんぷる |
行 程 | 登山口P09:35 …09:36登山口分岐…09:51西登山口…10:25 888m道標…10:42△有笠山10:48…11:00東登山口分岐…11:14東登山口…11:30駐車場 yamap ルートマップ |
西登山口からの周回なので上沢渡川沿いの林道に沿って歩いていく。川のせせらぎが耳に心地よい。数センチの積雪が続くが雪の上には動物の足跡が続いている。日陰の道は少し寒い。山に入れば積雪があるだろうか。間もなく西登山口に着いた。 | |
岩の塊に見える有笠山 |
山の家有笠 鍵がかかっていた |
登山道案内ですね |
西登山口に着いた |
心配をよそに登山道には全く雪はない。登山道に入ると日が差している。傾斜はきつくなく比較的歩きやすい道だ。 | |
東屋 まだ十分に使える |
西石門 東もあるのかな |
やがて東屋に着く。そこから数分で西石門の標識がある。登山道とは反対側だが踏み跡があるので潜ってみる。その先は崖となり進めない。登山道に戻り標識やテープを道しるべにして歩いていく。ここでYAMAPを開始していないことに気が付いた。がっかりだ。 | |
檜の林 |
朽ちてしまったベンチ |
登山口の分岐 |
有笠山888mとあるが… |
道はしっとりと湿っている。こんな時の下りは滑りやすいので注意が必要だ。踏み跡やテープがあちこちに目につくので、まあどこを通っても大丈夫なのかも。やがて有笠山888m道標に出る。語呂はいいが地形図では標高873mなので何故888mになったのだろう。 | |
核心部の鎖場 怖い~ |
鎖場を過ぎれば |
そして山頂 |
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鎖場に出た。ほぼ垂直に見える。過去二回登っているはずだから覚えていそうなものだけれどまるで記憶にない。上りだしたところで嫌な気分に襲われた。止めておこうか、落ちたら笑い事ではない。これが恐怖心なんだろうか。標柱888mでいいかな。でも気を持ち直して上りはじめた。鎖、梯子、鎖と上り終えると緊張が解けたのかハアハアと息が上がった。とにかく一休みだ。鎖場からは広葉樹の落葉が堆積する細い道を行く。そして山頂に着いた。標柱には山頂888mとある。 | |
嵩山、小野子山、子持山、最奥は赤城山 |
嵩山ズーム |
山頂からの展望は立木にさえぎられてパッとしない。周辺をウロウロしてわずかばかりの展望を得た。まあこんなものだろう。 | |
鎖場を降りる |
東登山口に降りていく |
さあ戻ろう。鎖場まで来ると先ほどの恐怖心はあまりない。下ってみればこんなものかなと意外と冷静だ。これくらいでビビっていたら妙義山はとても無理だろう。東登山口への下りに入ると急斜面が続く。一部崩落している場所もあり濡れた登山道には手を焼く。しかし、踏み跡はしっかりとしているしテープもあるのでその点は安心だ。 | |
落葉が沢山 |
岩いわだ |
岩でできた山 |
無事に東登山口に降りられた |
岩の山はオーバーハングが多くクライミング・ボルダリングの対象となっているようだ。これほど岩肌をむき出しにした里山は珍しいのではないだろうか。落葉を踏みながらジグザグと下っていくと西登山口に出た。西口への蛇野林道には雪があったが、こちらの有笠山林道は舗装され雪はない。近くには蛇野沢が流れ凍結箇所もない。やがて水道施設が見えてくると山歩きも終わりだ。 |