父不見山
ててみえじやま
1,047m

西上州
神流町
20年前に道に迷いながらも坂丸峠コースから山頂を踏んでいる。地形図では「ててみず」とあるがぐんま百名山では「ててみえじ」となっている。群馬・埼玉県境の山であって、どちらかといえば埼玉県の山なのかなあと感じてしまう。埼玉県側から登るほうが楽と思われるが、そこはぐんま百名山、群馬県側にも登山口があるのでやはりこちらから登りたい。最短を取るなら坂丸林道上の登山口から登るのがよさそうだ。
登 山 日 2024年01月22日(曇り)2003年3月2日の記録
メンバー しんぷる
行  程 林道坂丸線登山口12:05…12:48杉ノ峠…13:12△父不見山13:35…13:46▲長久保ノ頭13:47…14:02△父不見山…14:18杉ノ峠14:20…14:45坂丸線登山口
yamap ルートマップ
林道坂丸線に入っても雪はない。登山口近くには広い駐車余地があるはずだ。近づくと切り出した杉の材木が置かれ作業車が動いている。これでは駐車できないので近くの駐車余地に止めた。登山口近くには道標があったが伐採のために作業道が新たに作られ登山道が分断されている。登山口を確かめるのに少し時間を取ってしまった。

右の坂から歩き出す

登山口近くにはこれ

駐車場は材木置き場になっている

杉の落葉と落枝の上を歩いていく
登山道に入ると一面の杉林で植林によるものだ。そのために作業道が幾つもつけられていて道標がなければ道を失ってしまうかもしれない。でも今はGPSスマホのおかげで道を外すことはほとんどなくなった。安心ではあるが冒険心は失われている。

神流マウンテンラン&ウォーク

青の詳しい道標

作業道を行っても行けるらしい

道標が苔むしている
神流マウンテンラン&ウォークの道標や行政の道標などが数多くあり先ずは迷うわないだろう。順調に杉ノ峠に着いた。

群馬県側

埼玉県側

埼玉県側から 石祠がある

杉や檜が混じる尾根道
杉ノ峠からは県境尾根を進む。多少のアップダウンはあるがヘロヘロにはならない。稜線上も立ち木が邪魔で展望はあまり良いものではない。父不見山の頂上からの展望も期待できないからただ山頂を目指して歩くだけだ。

父不見山が見えてきた

父不見山

三角天と書かれている

武甲山方面
やがて父不見山の頂上に着いた。立木は邪魔だが思ったほど展望は悪くない。山頂に置かれたベンチに腰を下ろし杉の林を見ながらランチとした。すっかり曇ってしまっているが高曇りで山は見えている。腹を満たしたところで長久保の頭に行ってみよう。前回では父不見山が見えたからね。ぐっと下ってググっと登り返すと長久保の頭だ。よく見えた父不見山の頂上が今は見えない。立木のせいだ。

御荷鉾山方面

長久保の頭

大塚とある

二等三角点大塚1,065.8m
そういえばランチの時に見ていた杉林は当時まだ植林されたばかりの低木だった。20年ぶりの再訪で景色も大きく変わっていたんだと認識せざるを得ない。山頂写真だけ取ってザックを置いてきた父不見山に戻る。往路を忠実に登山口まで戻った。

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