神流諏訪山
すわやま
1,207m

西上州
神流町
最初の予定では間物登山口に駐車し間物集落を通って志賀坂登山口から周回する予定だった。国道299号に入ると融雪剤の塩カルが道が白く見えるほどまかれていた。残雪も凍結もなく順調に間物集落に向かったが、間物登山口に入る道を見て入る気持ちにはなれなかった。嫌な予感がしたのか、気力が失せてしまったのだろうか。時間も押していたため志賀坂登山口からのピストンとした。
登 山 日 2024年01月22日(曇り)2004年2月22日の記録
メンバー しんぷる
行  程 志賀坂登山口9:35…(尾根コース)…10:00鉄塔…10:15谷コース分岐…10:33▲諏訪山10:38…10:48コース分岐…11:22志賀坂登山口
yamap ルートマップ
登山口駐車場には車はなくわずかに雪が残っている。さして天気も良くなく、新緑の季節でも紅葉の季節でもないこの時期に歩く人は少ないということだろう。登山口には立派な案内板があり参考にさせてもらう。今日も静かな山歩きが楽しめそうだ。

志賀坂登山口

どちらも同じコースタイム

雑木林

埼玉側は立派な杉の植林隊
空はいくらが日が出ていたがどんよりとしてきた。杉の植林地を九十九折りにジグザグと登っていく。それもわずかで抜けると雑木林の尾根端にでる。県境の尾根は広く平坦な道でなかなか快適だ。やがて南側(埼玉県)が杉で北側(群馬県)がカラマツの生える急な木段が現れる。

なにか数字が合わないような

急な階段がきつい~
喘ぎあえぎそれを登っていくと、東電の鉄塔が見えてきた。道は鉄塔広場と登山道に分かれるが、展望の良い鉄塔広場に足を進める。すると正面に幾つものピークを屹立させた両神山が姿を現した。前方に目を向けると諏訪山が見える。あまり遠くはないな。

送電鉄塔に出た 展望良し

諏訪山が見えた

痩せた尾根を進む 結構急です

谷コースと道を合わせる
そこからはアセビの木が多い雑木林に変わり道も狭くなる。再び急登を終え平坦な道になると谷コースからの道と合流する。帰路には谷コースを下りたいものだが道は荒れているようなので尾根コースのピストンとしよう。

群馬側を歩く

2分は合ってるけど20mは違うなあ
ここからは残雪がわずかにある。木段を一歩一歩上っていく。この丸太階段は20年前には振り返れば二子山がよく見えていたのだが、今日は立ち木が邪魔でまるで見えない。やがて20m2分の道標が立ち道標に従って進むと山頂に着いた。

両神山が見える

諏訪山の頂上 諏訪大明神

山頂標

三等三角点志賀坂1,207.42m
静かな山頂はただ風が吹いているだけだ。立ち木越しに両神山や武甲山が見える。この山の旬はやはり紅葉の秋かもしれないなあ。
20m道標の直ぐ先にはベンチが置かれ展望ポイントのようだが、立ち木が邪魔をして御荷鉾スーパー林道の稜線がはっきりとは見えない。20年前は、ベンチ先を山頂を巻きながら平坦な道を行と、そこは御荷鉾山から続く稜線が一望だ。遠景には妙義山と浅間山。眼下には間物集落が箱庭のように見える。すぐに道は南側に向かう。すると赤岩岳方面が大きくそびえる。西方には大ナゲシが天丸山を背景にその鋭峰を天に向けている、とある。年月が展望を変えてしまったのだなあ。

遠く武甲山

食い込んでる~ 何年たってるのか

こちらも ちょっと痛々しい

登山口にある石仏
山頂でリンゴをかじってから下山だ。来た道を埼玉寄りに少し外して下った。立ち木にはロープやブリキの案内板などが食い込んでおり時の流れを感じずにはおれない。足早に下ってくれば登りでは気づかなかった石仏発見。無事の登山に感謝だ。

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