稲含山
いなふくみやま
1,370m

西上州
下仁田町
稲含山の頂上からの展望は素晴らしい。冬の快晴時に訪れてみれば誰もが納得するだろう。おそらく逆光で見る山がないからだ。群馬県境の山々は当然のこと、八ヶ岳連峰、北アルプス、乗鞍岳、金峰山などが見て取れる。望遠鏡を持っていけば楽しいかも。
今日は残念ながら快晴とは言えず、長野方面はあまり天気がよくない様で八ヶ岳も見えない。荒船山の上に見える北アルプスも同様。この時期は登山道には雪があり、凍結も予想されることからチェンスパ程度の滑り止めが必要だ。
登 山 日 2024年01月18日(晴れ)2002年11月4日の記録
メンバー しんぷる
行  程 神の池公園10:00…10:10一の鳥居…10:20神の水…10:24二の鳥居…10:37秋畑稲含神社(旧社)10:41…10:52分岐…11:00▲稲含山11:20…11:41赤鳥居…11:43茂垣峠…11:47一の鳥居…11:50神の池公園
yamap ルートマップ
「ちぃじがき蕎麦の館「那須庵」は、令和5年12月24日の営業をもちまして閉店させていただきました。皆さまの長年にわたるご愛顧に心から感謝申し上げます。」1回だけ食べたような記憶があるがはっきりしない。高齢化と後継者不足で店を維持できなくなったのだろうな。登山口を目指して林道を登っていくと途中に秋畑稲含神社が置かれている。旧社を維持・参拝するのが難しくなったのだろう。道はは所々積雪がある。対向車はないだろうが狭い道でもあり注意しながら進むと広々とした神の池公園前に着いた。もう少し楽に上りたければさらに進むと広い駐車場があり赤鳥居から登ることになる。今日は神の池公園から周回する予定だ。

秋畑稲含神社 山腹に降りた

神の池公園にある案内板

歩き出せば古くからの道標

一の鳥居に着いた ここが分岐点
今日も山を独り占めになりそうだ。山頂までは長丁場ではないのでゆっくりと歩いていこう。わずかで一の鳥居に着く。右に行けば赤鳥居で帰路に使う道だ。二の鳥居から稲含神社旧社を目指す。杉林をわずかで抜けると明るい雑木林だ。

二の鳥居方面に

フカフカの落葉

神の水だ 水は凍結して小さな氷瀑状

二の鳥居 すっかり朽ちている
神の水を過ぎると間もなく二の鳥居だ。神社は移した後で鳥居自体は不要のものとなっている。このまま朽ち果てていくのだろう。

丁目石が目についた 二十二丁とある

クマに破壊された?道標

秋畑稲含神社旧社 神楽舞台もある

急な丸太階段を登る
やがて秋畑稲含神社旧社に着いた。トイレや手水の跡がある。そして大々神楽が行われたという神楽殿も残されている。神社の右側から山頂を目指す。一気に急登となり丸太階段が延々と続く。休み休み登っていくと急登も終わり平坦な道になった。そして分岐だ。

分岐点が見えてきた

ペット連れお断りとある

滑落防止柵が設置されている

下仁田稲含神社
かつて滑落事故があったとされる場所一帯には滑落防止柵が設置され安心して歩くことができる。そして山頂直下の下仁田稲含神社に着いた。鎖付きの石段を登ると稲含山の頂上に出た。風がなく暖かい。干し柿をかじりながら展望を楽しむ。

山頂に着いた

真っ青な空だけど 三等三角点稲含1370.28m

荒船山がよく見える 山並みが続く西上州

浅間山は雲の下

榛名山の向こうに谷川連峰

遠く筑波山が見える
今日は長野方面の展望はよくないがまずまずの展望だろう。関東平野の広がりがいいなあ。遠く筑波山が浮かんで見える。

鼻曲山、浅間隠山の先には草津白根山

来た道を戻る

明るい道

ベンチが置かれる展望ポイント 赤城山
帰路、分岐を過ぎれば雪の心配はない。ベンチが置かれる展望ポイントからの展望もよい。丸太階段をどんどん下っていくと赤い鳥居が見えてきた。茂垣峠から一の鳥居へ下っていく。途中に東電の送電鉄塔が大きい。間もなく一の鳥居だ。

大桁山 妙義山 鼻曲山・浅間隠山が重なる

丸太階段を下る

赤鳥居が見えた

ガイドブックも茂垣峠に訂正された

東電送電鉄塔下

一の鳥居に戻ってきた
一の鳥居からは来た道を戻る。誰にも会うことのない静かな山歩きになった。西上州ではまだまだ孤独の山歩きが楽しめる。

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