稲含山 いなふくみやま 1370m 甘楽町・下仁田町 |
登山日 | 2002年11月4日(晴れ) | しんぷる |
行 程 | 神の池公園(11:22)…一の鳥居(11:27)…二の鳥居(11:38)…秋畑稲含神社(11:48)…赤鳥居分岐(12:00)…稲含神社(12:05)…稲含山頂上(12:12-19)…赤鳥居(12:42)…一の鳥居(12:50)…神の池公園(12:53) |
2004年4月29日(晴れ)【しんぷるライフ、KM】 | |
前回と同じコース。公園には巨大な水芭蕉が咲き終えたところ。池にはヒキガエルとその卵、それに似合わないほど小さなオタマジャクシがウヨウヨ。シャクナゲの木にはいくらか花がついている。さてアカヤシオはどうだろうか。 西上州の名所の山はすでに花の盛りを過ぎてしまったようだ。袈裟丸山にはまだ早いかなあ。そう言うわけで、まあ比較的標高が高い稲含山にやってきたわけだが…。新緑が気持ちいい。真新しい青竹から流れ落ちる「神の水」で手を清め(よく覚えていたなあ)急登を行けば地元の人がお祭りの準備に忙しそうだ。秋畑神社の下を通ると枯葉が落ちてくる。おえっ、ゴホゴホ!境内を掃き清めているためだな。門の屋根に積もった落葉も竹箒できれいに落としている。ご苦労様です。 神社の脇を通り階段となったところで一休み。急登を過ぎ北面を回り赤鳥居からの道を合わせる頃になるとアカヤシオがちらほら山腹に見える。お地蔵さんの前を通り下仁田神社へ。山頂付近にアカヤシオのピンク色が見える。一息で山頂に出れば360°の展望だが、気温が上がりすぎたせいで遠望はやや霞んでいる。大気が澄んでいれば最高の眺めだがなあ。 広くはない山頂にはそれなりの人数。高校生とおぼしき少年たちが食事の最中だ。 「さっきまで槍ヶ岳が見えていたんですよ〜」 から入り、いきなりあれが〜山、〜山などと解説を始める同世代の男性。望遠鏡を合わせ、 「蓼科山の近くに見えるあの白い物、そうあれがね臼田町の直径45mのパラボラアンテナですよ。覗いてみてください。」 ふむふむ、おお!確かにパラボラアンテナではないか。しかしよく知っている。腕には下仁田町…の腕章をしている。 「おらんちは、あそこに見える赤い屋根の家だ。四ッ又山の登山口だあ。」とお年寄り。 早速、彼が望遠鏡を合わせ「この家ですか?」 「おお!そうだそうだ。しかし大きく見えるもんだなあ。」と感激の様子。 「私はもう100回以上登ってますから。」 ふうむ。 何処の山にも結構居るんだよなあ。こういう人が…。ちゃっかり耳を傾け聞いている自分(^_^;) いずれにしても彼のおかげで山頂は賑やかだ。ハイカーも次々に登ってきている。 アカヤシオはもう終盤。完全に盛りを過ぎていた。来週までは持つまい。赤城山に行けばよかったかなと少し後悔。下仁田神社裏のベンチで腰を下ろして昼食だ。麓の「ちぃがき蕎麦」はやっぱり新蕎麦の季節がよかろう。スーパー林道を巡り御荷鉾山の南側を素通りし、藤岡の庚申山に寄って家まで戻った。 |