2012年12月31日
大晦日

今年も今日で終わり。

今年の一番の出来事は、何といっても孫の快君の誕生だ。
2月の誕生からの写真を見比べてみると日々顔つきが変わってきているがわかる。どんどんかわいらしさを増し知性が顔に出てくる。子供の力って凄いもんだ。

しんぷるについて言えば、子供の成長とともに意識が変化していき、娘や息子の保育園時代での思いがほとんど薄れてしまっていた。今年、快を与えられて、わずかかもしれないがその当時の感情や思いが蘇ってきた気がする。
孫はなぜ可愛いか?
愛情を持って育てた子供の子供だからだろう。小さく可愛かった我が子が孫に投影されているからだと思う。

子供には色々なことを体験、経験させようと思って出来るだけ外に出た。自分が楽しかった思い出があることを一緒にやってみた。経験させてみた。中学校時代になると次第に子供たちは親から離れていく。幼い時の経験や体験を忘れてしまったかなとも思う。それが子供たちの人生にどれほど影響を与えているのかはわからないが、これからの子育てを見守る中ではっきりしてくるのかなとも思う。いずれにせよ、子供二人は人きちんと成人してくれた。感謝。

私の闘病生活は深刻なものではないが、12月に放射線治療を終え経過観察期間に入っている。まさかのホルモン剤の副作用に悩まされているが、来年の節分には効果が切れるので快復に向かうと信じている。がんが見つかったときに親父が、今までが順調に来すぎたのだと言った。酷く冷たい言葉に聞こえたが、つくづく振り返れば確かにその通りかもしれない。足るを知る、感謝しなければいけないのかもな。

これまで曲がりなりにも生きてこれたのはライフのお陰だ。孫の快に対する愛情を目の当たりに見ていると、我が子に対する愛情の深さを改めて思わざるを得ない。その愛情を私にも注いでくれていたのだ。何の取り柄もなく、無責任で自堕落な私が人並みの生活を送れてきたのは、本当に妻のお陰だと感謝している。つまらないことでぶつかることも多いがそれはそれでいい。

今年も長かったような短かったような一年が終わる。日々の暮らしの中に平凡な幸せがある。それを大事にして生きていきたい。来年はいい年でありますように。

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