2012年05月17日
小学校時代 3

小学校三年に入って直ぐに引っ越すことになった。最後の夜は御近所に風呂を借りての一夜になった。特に別れの儀式があったかは全く覚えていないが、何かしらはあったのではないかと思われる。

甘楽町から富岡市に移ったのだ。新たな住居は富岡市郊外の住宅地だった。そして新たに通う小学校は高瀬小学校。歩いて15分くらいの距離だろうか。父親に連れられて自宅から歩いて行く。子供ながらに緊張していたのだろうか、それとも体力がなかったからなのだろうか、途中で腹が痛くなって歩けなくなってしまった。遊びまわっていたくらいだから緊張から来たものだろう。

少し休んで遅れて小学校に着いた。クラスの担任の先生から紹介されて席に着いた。同級生は興味深々で転校生に話しかけてくる。休み時間には直ぐに友達になってしまっていた。新たな生活が始まった。

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