2012年04月03日
前立腺がんの画像診断

愛知県がんセンターのHPに画像診断についての説明がありました。

前立腺生検で前立腺がんの診断が確定すると、病気の進行度を確認するために
 CT(コンピューター断層撮影法:computed(computerized) tomography)、
 MRI(磁気共鳴画像法:magnetic resonance imaging)、
 骨シンチグラフィー
以上を行います。これらの検査により局所(前立腺)での進行度、リンパ節転移、骨転移や肺や肝臓などの遠隔臓器への転移の有無を確認します。

CT:主にリンパ節転移やその他の臓器への転移の有無を確認するために行います。

MRI:前立腺内でのがんの存在している場所、前立腺被膜より外への進展の有無、精嚢腺への浸潤の有無などを確認します。

骨シンチグラフィー:進行した前立腺がんでは、骨への転移がしばしば認められます。骨への転移の有無を調べるためには骨シンチグラフィーを行います。骨シンチグラフィーは、放 射性物質ががんの転移のある骨に集まる性質を利用した検査です。放射性物質を静脈注射してから、シンチグラフィーで全身の骨を撮影すると、骨の転移部位が 黒く映り、異常集積として確認されます。

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