2012年02月20日
小学生時代 3

山村に暮らす田舎少年は、時々母親に連れられてバスに揺られ街に買い物に出かけます。
母親が何を買いに出かけたのかはわかりませんが、おそらく衣料品だったのだのでしょう。食料品は山奥の集落にもありましたから。買い物を済ませると街の食堂に入ります。大体そこで食べるのはラーメンと決まっていました。それがしんぷるの楽しみの一つでした。

当時も即席ラーメンがありました。どんぶりにラーメンを入れ熱湯をかけて蓋をして数分待つのです。今思えばチキンラーメンだったのではないでしょうか。食事に関していえば家の何処で食べていたかの記憶がありません。風呂場の位置も覚えていません。ただ便所の場所を覚えているのが面白い。駐在所のすぐ隣は桑畑でした。川で遊び畑を駆け回っていた少年も引っ越すときが来ます。

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