2008年5月5日
山歩き10年

八方尾根にて 2002年 山歩きを楽しむようになってそろそろ10年を迎えようとしている。山行記や履歴を見ると、我ながら良くもまあ歩いたものだと感心してしまう。

 子供の成長に会わせてキャンプの肉付けに始めたわけだが、いつの間にか一人歩きしてしまった。娘はたまの帰省の時に誘うと付いてくるが、一緒に住む息子は嫌がって歩こうとはしない。興味がないのだから仕方ないと諦めている。妻は遊びといえば山のことばかりなんだからと時々不満を口にする。

 本格的に歩くようになったのは2001年だ。ガイドブックを読み、地図を広げては歩けそうな山を求めた。「群馬の山歩き130選」は歩きたいと思っていた。未知の世界はどれも新鮮で、忘れることの出来ない記憶として刻まれている。

それでもまだ130選の全てを歩けてはいない。しかし、それは"どうでもいいかな"と思うようになっている。もちろん未踏の山を歩きたいと思う気持ちは少なからずあるが、山を歩いていることが楽しいのだと気づいてきた。決して飽きることのない趣味だと思う。感性を鈍らせることなく、あと10年間は積極的に歩きたいと思っている。

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