2006年9月29日
紅葉の気配の見えた皇海山

 妻の希望もあって皇海山に登った。以前林道が崩落し通行止めになったときに林道を歩いて登ったことを思い出す。今回は根利から道標に従って皇海山を目指した。林道を行くこと50分で登山口である皇海橋に着いた。林道の状況は根利側のほうが若干良いようだ。時間も短く済んだ。

 道標は良く整備されている。とにかく不動沢に沿って歩いていく。最後の水場からは沢の右手に新しく道が付けられていたので登ってみたが、まさに胸突き八丁できつい。沢を上がったほうが楽な気がした。それもわずかで鋸山との鞍部に到着。ガスで展望はない。そのまま皇海山を目指し笹の道を行く。徐々に傾斜が増して足が上がらなくなってくる頃、ようやく山頂に着いた。山頂はマイクロバスの団体が占拠していたが、端に場所を確保して休憩とした。下りの鞍部からは鋸山の岩峰群が姿を現してくれた。

 コメツガ、シラビソなどの針葉樹林が見事な深山である。残念ながら紅葉にはまだ早く、気配だけを感じ取ってきた。今年は少し遅いのかな。

登山口(10:05)…鞍部(11:20)…山頂(12:00-35)…鞍部(13:15)…登山口(14:05)

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