三ツ峠山 みつとうげやま 1,785m 御坂山地 山梨県 |
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三ッ峠山の山名は開運山・御巣鷹山・木無山3つの山の総称で、最高地点は標高1785mの開運山。富士山を綺麗に望む山として人気がある。また開運山直下の屏風岩は、ロッククライミングの岩場として有名なようだ。主登山道である表参道には歴史を刻む石碑や史跡がいくつも残り、多くの登山者が利用している。また金ヶ窪沢から取り付く三ツ峠登山口からのコース(裏ルート)は、他の登り口より高低差がなく最短ルートになる。 |
登 山 日 | 2024年02月11日(晴れ) |
メンバー | しんぷるライフ、IT |
行 程 | 三ツ峠山登山口P 9:33 …10:22 1594m広場…10:50三ツ峠山荘10:55…11:05▲三ツ峠山11:02…12:08四季楽園…13:09三ツ峠山登山口P
yamap ルートマップ |
登山口の小さな駐車場は予想通りの満車で路駐のほうが多い状態だ。仕方なくそれに倣うしかないなあ。道路脇の固まった雪をどかしてなんとか駐車場所を確保。チェンスパをつけて登山口から林道に入ると、南岸低気圧によってもたらされた降雪がそのまま残っている感じで、山小屋の車のものと思われる轍がついている。日陰の雪は踏まれて融けることもなく、さらさらとして少し足を取られる。 | |
三ツ峠山登山口 |
広い轍だな |
日陰の林道を歩いていく |
1549mの広場 |
傾斜の緩い林道を黙々と歩いていくと1549mの休憩広場に出る。そこにはベンチが置かれているが雪が乗っていて休憩する登山者はいないようだ。もう下山してくる登山者もいる。今日は午後からは曇りになって夜には雨か雪になりそうだ。歩き出しは綺麗に晴れているが、富士山を眺めるために登った山の山頂が近づくと、肝心な富士山に雲がかかって、ちょっと残念な眺望になってしまうことを何回か経験してきた。今日はどうかな。 | |
徐々に日が差してきた |
樹林帯を抜ける |
富士山が見える |
山頂はバッチリ |
樹林帯から徐々に解放され日差しが眩しい。やがて二つの山小屋の分岐点に差し掛かった。早く展望にあり付きたいので三ツ峠山荘方面へと向かう。やっぱり山頂部に雲がかかってるかあ。かかってはいるが山頂そのものは見えている。もっと早い時刻に来られないとダメだなあ。でも完全ではないにしろまあまあであるとしよう。それなりに展望を楽しんでから山頂に向かう。 | |
なかなかいい感じかも |
三ツ峠山荘のテラスで |
さあ山頂を目指そう |
御坂山地か |
四季楽園前の休憩所を見てライフが、「前来たときはここでお昼を食べたんだよね。持ってきたおにぎりが冷たく硬くなってしまって…」しんぷるは全く記憶に御座いません。ただ霧氷がきれいだったことは覚えています。山頂へのちょっと急な雪道を上ると華麗な富士山展望の頂に立った。風はなく暖かい山頂だ。邪魔にならないようにランチにしましょう。 | |
笑顔になれたね |
遠く南アルプス |
良く写真に載るね |
二等三角点水峠1,785.23m |
三ツ峠の石碑の北側に三角点があるようだが氷の下だ。最近は三角点に興味があるので掘り出してみようとストックでガリガリ、三角点が半分以上顔を出したころに「お湯をかければいいんじゃないの」とライフ。確かにその通りだねえ、もっと早く言ってくれよ~。 | |
鷹の巣山方面 |
降りてきた 県道78御坂みち |
入れ替わり立ち代わり登山者が登ってくるので山頂は混雑していない。雲の動きを眺めながらのんびりと山頂で過ごす。だんだんと富士山が隠れだしてきた。まだ午前中だけれど下山だな。予想より早い山歩きとなったので、明日に観光しようと予定していた鳴沢氷穴と富岳風穴に寄ってみよう。 | |
鳴沢氷穴よりも富岳風穴のほうがすごい感じ。 富岳風穴 青木ヶ原樹海の中にある富岳風穴は、富士山の溶岩流によって生み出された最も巨大な自然洞穴の一つ。総延長201m、高さは8.7mにおよぶ横穴で、中は夏でもひんやりと涼しく、平均気温は3度。天然記念物に指定されており、所要時間15分の見学コースが設けられています。夏でも溶けない氷柱や、溶岩棚、縄状溶岩などが見られます。 |
富岳風穴の氷柱 少しライトアップ |
鳴沢氷穴 青木ヶ原樹海の東の入口に位置し、内部の気温は平均3℃と低く一年中氷におおわれている。天井からしみ出した水滴が凍ってできた氷柱は4月ごろに最も成長し、年によっては直径50cm、高さ3mという巨大なものが見られるとのこと。 |