十二ヶ岳
じゅうにがたけ
1201m

小野子三山
高山村
赤城山に行こうと思っていた。でも上空に雲がかかっている。谷川方面を見れば谷川岳が朝日を浴びて輝いている。シモバシラが咲いているとの情報が多く寄せられているようなので、火ノ口から十二ヶ岳に登ってシモバシラと展望を楽しんで来よう。
登 山 日 2023年12月20日(晴れ)
メンバー しんぷる
行  程 火ノ口登山口09:30…10:11中ノ岳との鞍部…10:18▲十二ヶ岳11:12…11:43火ノ口登山口
yamap ルートマップ
火ノ口登山口には松本Noの軽自動車が一台。長野県からマイナーな登山口を選ぶ理由はシモバシラかも。日陰で嫌う人もいるけれどカラマツの落葉でふかふかな登山道は悪くない。二つの林道を過ぎて稜線へと続く登山道に入るとまもなく白い花が迎えてくれた。

松葉でふかふかな登山道

あった!シモバシラ

咲いてるね

これは霜柱
沢山咲いてる。地面の霜柱も一杯。12月も下旬になれば登山道は凍てついて硬くなっている。氷の花を見ながら登っていく。

沢山 咲いてる

霜柱輝く

稜線に出た
落葉広葉でふかふか
自分の吐息と足音だけを聞きながら登っていくと稜線に出た。一転して日差しが暖かい。不遇の中ノ岳を往復してみようかなとの想いはあっさりと砕け、気持ちは十二ヶ岳の展望だけに。男坂の激坂を四つ足で登っていくと山頂に出た。谷川連峰には雪雲がかかり展望はだめ。しかし谷川以外はまあまあの展望か。過去を調べてみると意外なことに12月にここに登った記録は少ない。

武尊山 ゲレンデが白い

日光白根山

草津白根山

榛名山

中ノ岳と小野小山 遠景に赤城山

浅間山
山頂では小山から来た女性のソロさんとお話。シモバシラを見るために小野子山に来たのだとか。赤芝登山口から登って稜線分岐から火ノ口登山口方面に下って見てきたとか。すれ違った登山者に女坂にもあったと聞いて登ってきたけれどそこには咲いていなかったと。
その後、みなかみの高橋さんが登ってきて山の話ではなが咲いた。帰路には火ノ口コースでシモバシラの写真を撮っているソロさんとスライド。繊細な氷の花の感じを捉えるのは難しいですねと言いながら撮影していた。ネットの検索でシモバシラを知って訪れる登山者がいるんですね。本当の花を見にあちこちの山に登りに行くのと変わりはないか。

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