湯ノ丸山 ゆのまるやま 2101m 浅間連峰 嬬恋村・長野県 |
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北アルプスもそこそこ雪化粧をしたようだ。北アルプスをはじめ御嶽山や八ケ岳、中央アルプスなどが絶景の湯ノ丸山に登ろう。 |
登 山 日 | 2023年12月06日(晴れ) |
メンバー | しんぷる |
行 程 | 湯ノ丸キャンプ場10:15…10:25中分岐…10:30鐘分岐…11:10▲湯ノ丸山11:30…11:55小梨平分岐12:10…12:33中分岐…12:40湯ノ丸キャンプ場 yamap ルートマップ |
鹿沢方面から地蔵峠への道は一部雪が残るものの夏タイヤでも問題はなかった。薄っすらと積雪がある湯ノ丸キャンプ場は冬を迎えて閑散としている。営業は終了しているから当然のことかな。正面に見える湯ノ丸山には雪が見えない。滑り止め対策は必要ないようだ。寒いと思って準備しているが気温は低くはないし風もわずかだ。カラマツはすっかり茶色になっている。 | |
湯ノ丸キャンプ場 |
カラマツの林に入る |
中分岐にシラカバ |
鐘分岐に上る |
カラマツの林もまだ12月ということもあって積雪は少なく歩き易い。静かな道をわずかな雪を踏みしめて歩いていくと直ぐに中分岐に着く。シラカバの高木と青空が迎えてくれている。鐘分岐から湯ノ丸山を目指そう。本格的な上りに入ると一部凍結はあるものの上りでは問題ない。しかし下りでは軽アイゼンかチェーンスパイクがあれば安心だ。 | |
角落山塊 浅間隠山 |
横手山・草津白根 遠く白い谷川連峰 |
薄っすらと下弦の月 |
湯ノ丸山頂に着いた |
あまり足跡もない。天気は最高の登山日和だが平日であり登山者は少ないようだ。ここまでまだ一人も会っていない。徐々に高度をあげていくと展望が開けてくる。暖かいせいか汗が滲んできたので薄手のダウンを脱いで歩いていく。 | |
山頂から八ケ岳 富士山がうっすらと見える |
篭ノ登山、黒斑山の先に浅間山 |
山頂からは北アルプスが正面にドーン |
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何故かいつもより道が短い感じで湯ノ丸山の頂上に着いた。誰もいない。貸し切りの山頂のようだ。風は穏やかで過ごしやすい。正面には白銀の北アルプスが大きく見える。予想通りの大展望だ。天気は最高だし何をかいわんやだな。深田百名山がいったい何座見えるのだろうか。一回山座同定して数えてみるのも楽しいかもしれないなあ。一人ではつまらないけど…。 | |
頚城山塊 |
北峰と四阿山 |
根子岳 |
八ケ岳シルエット |
湯ノ丸スキー場 |
瑞牆山と富士山ズーム |
山頂でずっと絶景を楽しんでいたいけど…。そんなわけにもいかないし、感動をカメラに収めて下山しましょう。北アルプスの絶景を楽しみながら小梨平方面へ下っていく。露岩が多く凍結もあまりないようなので滑り止めは付けずにストックだけで下る。 | |
鞍部の小梨平に下る |
名残惜しい北アルプス |
小梨平分岐 |
湯ノ丸キャンプ場に戻る |
徐々に北アルプスの絶景ともさよならだ。傾斜が緩んでくると烏帽子岳との鞍部になる小梨平に着く。石で作られた椅子が幾つも置かれている。ここで少し休憩だ。パンとコーヒーで腹ごしらえ。まだ時間も早いし烏帽子岳も登る時間はあるが、今日はこれまでにしよう。周りは笹原でまさかの熊は大丈夫だろうか。油断が出来ない今日この頃だ。笹が風に揺れてカサカサと音を立てている。 | |
落葉と茶色ののカラマツ |
臼窪湿原に戻って来た 正面は西篭ノ登山 |
小梨平からは平坦な道を中分岐まで戻る。積雪は全く問題ない。笹とカラマツの林を淡々と歩いていくと中分岐に出る。湯ノ丸キャンプ場は間もなくだ。カラマツの林を抜け臼窪湿原に出た。キャンプ場方面にも人影はない。誰にも会わない静かな山歩きとなった。 |