十二ヶ岳
じゅうにがだけ
1,201m

小野子三山
高山村
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山には雪が降った。白銀の北アルプスも見てみたいが先ずは群馬県境の峰々の様子を見てみよう。お気に入りの展望台は十二ヶ岳だ。
登 山 日 2023年11月21日(晴れ)
メンバー しんぷる
行  程 火ノ口登山口09:35…10:07中ノ岳との鞍部…10:25▲十二ヶ岳10:43…11:20火ノ口登山口
yamap ルートマップ 
 北毛青年の家を過ぎて林道を行くとモミジの綺麗に色づいている。車を降りて歩いてもいい感じだなあ。モミジ・カエデ以外の紅葉は既に終盤で、カラマツなどはすっかり茶色になってしまった。赤芝登山口には3台の車が駐車している。小野子山往復かな、それとも三山縦走か。まだ雪のない林道をクネクネと行くと登山口に着いた。先客は1台。

林道小野子山線の火ノ口登山口

フカフカの松林

林道にでて右に進むと道標

ヒノキの林だ
 予想外の雪で県境の山々が雪化粧をしたので定番の十二ヶ岳に来てみたが、この時季まったく雪がないのは記憶がない。もっともまだ11月だから無理もないか。北斜面の林は薄暗く、でも陰気ではない。松林の足元はフカフカで足に優しい。

雑木林となると

稜線の鞍部に出る

十二ヶ岳が見える

上りは男坂 下りは女坂
 林道を一つ横切って二つ目の林道を道標に従って右に進む。冬は雪道の記憶しかない林道も今日はまだらに落葉があるだけだ。再び道標に従って登山道に入ると薄暗いヒノキ林になる。よく手入れがされていて無駄な枝がない。やがて雑木林に変わっていくと中ノ岳と十二ヶ岳の鞍部に出る。稜線は太陽の光を浴びて明るい。木々はすっかり葉を落とし冬枯れの状態だ。

斜度45度の急登

山頂に出た 谷川岳方面
 たまには女坂を上ってみようかなと思っては見たけど、220m余計に歩くのもどうかなあというわけでいつもの男坂にした。前方で賑やかな声が聞こえる。追いついても抜けはしないから、ゆっくりと疲れないように上っていく。時折り生暖かい風がまとわりつくのでフリースを縫いだ。山頂は2組三人が楽しそうに山の話をしていた。

山頂からのパノラマ クリックで拡大
 谷川連峰の雪化粧は少し塗り忘れがあるみたいだ。武尊山は化粧を始めたばかりだな。浅間山の白さがひときわ目立つ。奥白根山の化粧もまあまあか。この化粧は少しするとはげてしまいそうだなあ。槍・穂高連峰が見えたから良しとしようか。

谷川岳

日光白根山 男体山 皇海山

北アルプス 槍・穂高連峰

浅間連峰
 もう少し雪化粧が綺麗になったらまた来なければならないな。その時にはここ十二ヶ岳も少しは雪が積もっているだろう。

赤城山

榛名山

落葉で登山道は見えない

ムラサキシキブがあった
 お喋りの夫婦?を残して山頂を後にした。下りは女坂だ。雪があればアイゼンなしでは歩けない道も、今日はかわりに落葉が積もっている。上りでは気付かなかったムラサキシキブが目についた。最近の山行では何度となく眼にはしていたが今日は一枚撮ってみる。晩秋なのか初冬なのかよくわからない山行となった。

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