赤城山駒ケ岳
こまがたけ
1,685m

赤城山
前橋市
登 山 日 2023年05月30日(晴れ)
メンバー しんぷる
行  程 8:45鳥居峠…9:45△駒ケ岳9:55…10:30鳥居峠
yamap ルートマップ 山行写真集
赤城山は今が旬。旬と言ってもアカヤシオから始まってレンゲツツジが終わるまでが旬と呼べるだろうから、随分と楽しませてもらえることになる。決して早くはない時刻だが鳥居峠は先行車一台だけの静かな峠だ。やや風が強く今日も汗をかく心配はなさそうだ。

鳥居峠に休日の喧騒はない

篭山に入ればシロヤシオ
篭山の登山道に入れば早速シロヤシオが迎えてくれる。今年シロヤシオは爆発的な開花状況で、今後数年は姿を見せないのではないかと心配になるほどだ。さあ駒ケ岳までは何が咲いているかな。黒檜山登山口駐車場もわずかだったし静かな山歩きが楽しめそうだ。

小ヨウラクツツジかな

まだまだシロヤシオは元気
シロヤシオは落花がなくまさに今が旬だ。ミツバツツジは落花が多く見頃は過ぎてしまったといっても良いだろう。何が多いってヤマツツジが一番かな。落花は少なく花も元気だし蕾だけの株もかなりある。ツツジの道がずっと続いている。

ミツバとヤマツツジ

まるで紅葉みたいだ

大樹は緑を

鳥居峠分岐付近のシロヤシオ

折れた老木も絵になる

ミツバツツジの落花の絨毯
何にもいらないな。ツツジツツジの登山道を歩いているだけで楽しくなる。全てをカメラに収めたいけれどそうは問屋が卸さない。天気がいいせいか、名も知らぬ鳥のさえずりやハルゼミの合唱もあり雰囲気としてはとても良い感じだ。

明るい日差しを浴びて生える

シロとミツバと花芽のヤマツツジ

蕾も多いぞ まだこれから楽しめる

展望が開ける
ツツジの回廊を一人行けば公式ルートに合流だ。赤城山には登山ルートが幾つもあるがバリエーションルートもそれに劣らないほど沢山ある。行政としてはバリルートを調査・整備して正式に登山ルートとしたほうが良いのではないかな。

新緑が萌え出す

振り返って長七郎、小沼方面
ツツジは点々と見られるだけだが展望を得て解放感が一気に広がる。こんな風景に出合うと、「山っていいよな。」となる。決して初めてのルートでもなく記憶もあるはずだが、目にする風景や気持ちは決して同じではないと思う。だから何度でも訪れたくなる。

ズミかな

駒ケ岳はもう少しだ

見頃のミツバツツジが増えてきた

大沼を見下ろす
駒ケ岳直下でミツバツツジ越しに大沼が見て取れた。絶景だろう。もうこの解放感がたまらないなあ。心が洗われるというか、余計な考えが消え去るというか、とにかく気分最高。結局短絡的に山最高ってことになってしまう。表現方法を増やさないといけないなあ。

駒ケ岳に着いた

盟主黒檜山が大きい

山頂にはミツバツツジ

ミツバツツジが咲く駒ケ岳頂上
山頂に来るまで3人とすれ違い。まあ静かな方だろう。駒ケ岳頂上はミツバツツジが満開で眼を楽しませてくれた。隣の黒檜山の山腹にもミツバツツジやシロヤシオが咲いている。ちょっと歩いてみようかなとも思ったが、今日は純粋にここ駒ケ岳にしておこう。
帰路は同じ道をピストンする。今年はツツジが大当たりの年ではあるが、改めて赤城山の魅力を再認識している初夏である。鳥居峠に下りれば観光客が沢山、黒檜山登山口は大混雑であった。赤城山は群馬県有数の観光資源なのだ。
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