備前楯山 びぜんたてやま 1,272m 足尾山地 日光市 |
登 山 日 | 2023年04月23日(晴れ) |
メンバー | しんぷるライフ |
行 程 | 船石峠P09:09…09:53▲備前楯山10:15…11:15船石峠P yamap ルートマップ |
備前楯山。知ってはいたが登ってみようとは考えてはいなかった。先日、赤城の利平茶屋からアカヤシオの尾根を歩いた際に、わずかな間だったが一緒に歩いた方の口から漏れたのが備前楯山だった。ふ~ん、アカヤシオがいいのかと漠然と印象付けられた。初めてでしかも短時間コースでということもあり、腰の調子がおぼつかないライフさんも積極的になれたようだ。 | |
広い船石峠駐車場 まだ空いている |
よく整備された登山道 |
駐車所は一杯かなあと心配しながら上っていくと広い船石駐車場はまだ空いていた。一台のバスが気になる、団体さんが来ているのかあ。駐車場からは青空の下、日光連山や目指す備前楯山が良く見える。寒気の南下で昨日と違って風はないが肌寒い。 | |
立派な道標が立つ |
トウゴクミツバツツジが素晴らしい |
感動して一枚 |
見応えがあるなア |
下調べもせずに来てしまった。登山道は広く開放的で気持ちがいい。アカヤシオは目につかないがミツバツツジが咲いている。逆にミツバツツジばかりで、まだ花芽ばかりのものもある。山頂付近にアカヤシオのピンク色が見えるが既にアカヤシオは終盤であり、ミツバツツジはこれからといった何気に中途半端な時に来てしまったようだ。まだ登山者は多くないが例のバスの団体が気になる。 | |
まだ蕾が多い ちょっと早いか |
カラマツの林がいい感じ |
アカヤシオ登場 |
山頂への尾根 |
ミツバやカラマツの新緑などを楽しみながら歩いていくと賑やかな声が聞こえてきましたよ。随分とゆっくりと歩いている。でも追いつくと直ぐに道を譲ってもらえて感謝。サッサと登ってこの団体が来る前に山頂を楽しもう。道にはようやくアカヤシオが姿を現し始めた。でも足元には落花も目立つ。サササササッと山頂に出れば眼前に大展望が広がった。 | |
昨日の強風で落花かな |
山頂にある展望図 |
大雑把な山頂の展望図は初めての登山者にはありがたい。この山域は来ることも少ないので男体山くらいはわかるが他はチョットといった感じだから。初めての山だから山頂標柱にカメラを置いて記念撮影だ。三枚連写で思わぬ一枚が撮れました。 | |
見つめ合う二人 |
備前楯山山頂で |
山頂からの大パノラマ 袈裟丸連峰から女峰山 |
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袈裟丸連峰 もう直ぐアカヤシオが咲く |
社山 男体山 半月山 |
中倉山の孤高のブナ |
男体山ズーム |
孤高のブナが見えるとの話し声に反応して尋ねると「あそこ、鞍部のところ。」だと。ほう、あれが有名な孤高のブナですか。 以下、下野新聞より引用 付近の松木渓谷では、足尾銅山の煙害などで約120年前に木々が消失したとされる。ブナは岩だらけの斜面が続く稜線に聳え立ち、過酷な煙害を生き抜いたその姿から、「孤高のブナ」と呼ばれている。ブナは、高さ約12メートル、直径約50センチ。樹齢は120年以上と推定される。松木渓谷には今も、煙害や山火事の影響で荒廃した山肌があらわになって残る。「孤高のブナ」がなぜ、生き抜くことができたのかは分かっていないという。 |
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アカヤシオは終盤だけれど |
色褪せは隠せない |
アカヤシオは山頂の手前が多い。色褪せもあり落花もありあまり見栄えはないがそれでも嬉しいや。山頂ではそこそこゆっくりと時間を過ごすことができて展望を楽しむことができた。団体さんがゆっくりと登頂してきたので入れ替わりに下山を開始した。 | |
新緑がいい |
もう直ぐ船石峠 |
トウゴクミツバツツジと備前楯山頂上 |
ヤマザクラとミツバツツジも見納め |
備前楯山はよく整備され、開放的な登山道と山頂からの荒涼とした展望が特徴的だ。トウゴクミツバツツジとアカヤシオの季節には登山の手軽さもあって多くの登山者が訪れるようだ。帰路にはYAMAP Qooさんmokoさん夫妻とまさかのバッタリ。楽しい山歩きになりました。 |