篭山(利平茶屋から周回)
かごやま
1,438m

桐生市・前橋市
登 山 日 2023年04月20日(晴れ)
メンバー しんぷる
行  程 利平茶屋P07:45…08:17ふれあい広場分岐道標…09:08鳥居峠分岐…09:17△篭山…09:40下り尾根取付…09:55崩落地点…10:08シャクナゲ群生地…10:31山崖の滝…10:50利平茶屋P
yamap ルートマップ
とにかく今年はアカヤシオの開花が早い。というか桜も早いから全体的に開花が早いことになるのか。新緑もしかりで、アカヤシオを追いかけていたらいつの間にか里の新緑もすっかり進んでいる。記憶に留めてきたものがズレてきているのは確かだ。ササッと調べてみると利平茶屋からの周回コースも見頃を迎えているという。まだ歩いたことのない道だが挑戦してみよう。ライフさんにおにぎりを作ってもらって出発。南郷から根利経由で駐車場に。バリルートなのでゆうやけさんの軌跡を参考に歩き出す。

山肌にはアカヤシオの群生が

急だが明るい尾根
登山口に少し戸惑ったけれど尾根に入ってしまえばこっちのもの。道にはピンクのリボンが切れ目なく付いているし整備されているところもある。この尾根は古木が多いのだろう、木が大きく枝も長く出ているので見応えがある。色は少し褪せてきているかな。

こんなところに分岐が ここはまっすぐ進む

右の尾根は花見ヶ原から黒檜山へと続く

赤が濃いが

花芽が多くなってきた
綺麗なアカヤシオに感激しながら登っていくけど、ちょっとこの尾根は急ではないかい。直ぐに疲れてしまう。でもこのバリルートを皆が登るわけがわかるなあ。撮りたくなる木ばっかりだもの。今年は花付がよく一段といいのかも。
標高を上げていくと色濃くなって来た。全体的に落花は少なく元気そうだ。さらに上げると今度は花芽が多くなってきた。篭山はまだ蕾だそうだからアカヤシオを楽しめるのもここまでかな。やがて篭山への分岐から鳥居峠を目指す。

消えずにしっかりと残っている

緑もいかが?

目的地ではないが篭山に着いた

覚満淵さらに大沼
篭山周辺はまだ蕾。見頃はまだ一週間位は先になりそう。咲いてはいないが一応篭山と名付けられた地点を踏んでおこうか。

ここが分かれ道

更に林道を進む

崩壊地だ

残雪があった
鳥居峠に下りたけれど東方面は春霞で遠望が利かない。平日でもあってハイカーは少ない。先行する二人を追って林道へ入っていく。なるほど、この林道は小地蔵岳の山腹を通してるのね。下からも見えた崩壊地は長七郎に上る途中に見下ろす場所かあ。落石に注意しながら進むと一人は途中から破線を下って行く。もう一人はどうやら同じ尾根を下るようだ。尾根を下る取り付き点で一緒になった。

痩せた尾根を乗り換えて

アカヤシオが美しい
桐生から来た御年80歳になるご老人。先週は三ッ岩岳を登ってから笠丸山にも登ってきたとのこと。アカヤシオを追いかけているそうな。急斜面の下りだがしっかりした足取りで歩いていく。しばらく話をしながらご一緒させて頂いた。週末は備前立山はどうですか?日光方面も良さそうだ、とのこと。とてもこの年までは歩けないなあ。あちこちガタが来ているし70歳まで歩ければ御の字と思っている。とは言ってもね…。

見応えがある

シャクナゲ群生地
周回尾根を登り始めてからずっとアカヤシオ根元には透明テープが巻かれている。個人では無理だと思うので、どこかの団体が何らかの目的でアカヤシオを調査したのだろうか。
こちらの尾根の方が色が濃いような。最も標高が高いから当たり前?こちらの尾根のアカヤシオもすごいね、いいな、いいなと下っていくとシャクナゲ群生地に着いた。こちらはキャンプ場からの周回コースに入っているのか所どころに道標が整備されている。ここからは左にルートをとるのだがベンチの先にシャクナゲが咲いているのが見える。少し足を伸ばしてみると見事みごと、綺麗にアズマシャクナゲが咲いている。花芽もおおくてアカヤシオ同様に花付がよくこれからが楽しみだなあ。全体的にはまだ蕾がほとんどでもう少し先がよさそう。

咲いている

花芽が沢山付いている
シャクナゲ群生地から下っていくがアカヤシオはまだ咲いている。本当に多いよ。でも危険個所も幾つかあるので注意が必要なのだ。

遊歩道とはいえ危険個所も多い

核心部 細心の注意を…

山崖の滝 なかなかのもの

キャンプ場内の登山道案内板 歩いてきた道とは違う
もうアカヤシオはない。やがて鳥居川のほとりに出ると左手に滝が見えた。一期一会、折角だから間近かで見ておこう。あとは利平茶屋まで戻るだけ。週末には賑わいを見せるだろう利平茶屋からの周回コースは比較的静かな山歩きとなった。来年も来たいな。
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