東篭ノ登山 ひがしかごのとやま 2,227m 浅間連峰 長野県 |
登 山 日 | 2022年12月10日(晴れ) |
メンバー | しんぷるライフ |
行 程 | 高峰高原ビジターセンター先の駐車場8:45…9:02水ノ塔・篭ノ登山登山口…9:47▲水ノ塔山9:55…10:30▲東篭ノ登山10:45…11:10池の平湿原入口…12:10駐車場 yamap ルートマップ |
そろそろ北アルプスの雪景色が見られる頃だ。このところ湯ノ丸山やその隣の烏帽子岳が主役だったけど、四阿山や根子岳もまたいいよね。チョコッとネットで調べてみると今年はまだどこの山も積雪がないようだ。以前から興味のあった東篭ノ登山に行ってみよう。この山からの360度全方位の展望は既に経験しているけど、まだ北アルプスの絶景は見たことがない。 | |||
高峰温泉第5駐車場から歩き出す |
高峰マウンテンパークのゲレンデを横切って |
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そんなわけで車坂峠の高峰高原ホテルに到着。トイレをお借りしてから高峰ビジターセンター先の駐車場に移動して歩き出す。道には雪はないけれどスキー場ゲレンデには雪があり、スキーヤーやボーダーが颯爽と滑降している。やがて人工降雪機によって積雪はあるが滑走不可となっているゲレンデが現れた。ストックも刺さらない硬い雪だ。滑落したら一気に奈落の底に一直線となるのは確実だ。緊張して慎重に歩いて渡り終えた。今度は滑走されているゲレンデを危険なく横断。ランプの宿に到着だ。 | |||
高峰温泉そばの登山口 東篭ノ登山の文字が違う |
東篭ノ登山への稜線 楽そうだ |
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直ぐ先が登山口になる。スキー場が全面滑走可となればここまで来るのには高峰山登山道を通るかスキー場第5駐車場から歩いてくる他はなさそう。ちょっと漢字が違うかなの標識を見ながら歩き出した。笹とカラマツの林だ。風はない。展望もない。やがて標高2020のうぐいす展望台に着いた。展望が開けてきたぞ。これからは展望を楽しみながらの歩きになるかな。標高差はあまりないはずなのにやたらと偽ピークがある。わずかに吹く冷たい風を受けながら岩場を右に左に歩いていくと水ノ塔山に着いた。風はない。 | |||
岩場が出てきた |
振り返れば高峰山 |
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水ノ塔山頂 展望良し |
乗鞍岳が綺麗 |
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少し休もうか。水ノ塔からの展望も素晴らしい。白銀の高峰が輝いているが少し雪の量が足りないかも。ある意味見慣れた展望ではあるが決して飽きることはないなあ。いつでも新鮮な感動を受けるのは何故なんだろうか。北アルプス方面は篭ノ登山がちょっと邪魔。 | |||
御嶽山だ |
中央アルプスはシルエット |
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八ケ岳だ |
富士山も見える |
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水ノ塔山から |
高峰マウンテンパークゲレンデと高峰山 |
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さて、東篭ノ登山に行こうか。水ノ塔山からは北側の道になると途端に雪。登山道がちょうど吹き溜まりになっている感じだ。樹林帯で滑落の心配はないけれど滑ってコケたら痛いだろうな。ストックを立ててコケない様に慎重に進むと直ぐに雪道からは解放された。と同時に展望の稜線になった。振り返れば水ノ塔山とその向こうには黒斑山さらに浅間山。なかなか見られない景色かもね。 | |||
水ノ塔山と黒斑山 |
東篭ノ登山を目指す |
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着いちゃった |
谷川連峰 |
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まあ見積もって20分位で東篭ノ登山には着きそうだ。ちょちょちょと登っていくと東篭ノ登山に着いた。先行者がやたらとスマホで写真を撮りまくっている。どこかにアップするんだろうな。図々しく記念写真をお願いしてポーズをとる。彼は反対側の地蔵峠から歩いてきたという。思っていた通りの大展望だ。あ~、満たされてしまった。これでもかと大展望を楽しもう。 | |||
四阿山と後ろは根子岳 |
頚城の山々 |
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西篭ノ登山 湯ノ丸山 烏帽子岳 北アルプス |
唐松岳から白馬三山 |
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立山連峰そして後立山連峰だ |
穂高・槍連峰 |
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槍の穂先 |
後立山の盟主鹿島槍ヶ岳 |
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どっしりと五竜岳 |
嬬恋村の風景 |
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乗鞍岳ズーム |
御嶽山ズーム |
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八ケ岳の後には南アルプス北岳 |
東篭ノ登山一等三角点と浅間山チョビっと |
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うれしいな |
北アルプスが素晴らしい |
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東篭ノ登山の山頂は冷たい風が吹き抜けていく。写真を撮りまくっているしんぷるには気にならないけど、それを待っているライフにはちょっと辛いらしい。早くしてと催促が入る。しょうがないなあ。予定変更で池の平に下って林道を歩くことにした。 | |||
池の平 |
黒斑山の後に浅間山 |
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富士山ズーム |
湿原入口から林道を戻ってきた 兎平 |
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岩ゴロゴロからすっかり葉を落としたカラマツ林を歩いて池の平駐車場に下り立った。登山口には薄っすらと積雪がある。少しは雪が降ったのだろう。ライフはひっきりなしに職場のコロナ感染の電話対応に追われている。うんざりする程だけれど仕方ないことだ。稜線上からは舗装路に見えた林道は以前と変わることのない未舗装のままだった。歩くにはその方がいいけどね。もう少し雪が積もった頃にもう一度訪れてみたいと思った山歩きになった。 |