四万石尊山
せきそんさん
1,049m

中之条町
登 山 日 2022年11月06日(晴れ)
メンバー しんぷるライフ
行  程 駒岩登山口9:40…10:06石鳥居…11:00▲石尊山11:20…12:27登山口
yamap
高田山・石尊山はぐんま百名山ではなく、また分県登山ガイドにも掲載されていないが、今や県内を代表する紅葉の山として人気が高い。昔は公民館前だけの駐車場だったが、今では国道353沿いにも整備されていて登山者の増加に対応している。いけないとは思いながらも例によって登山口付近に路駐してしまった。ヤマビル注意の看板から登山道に入っていく。ヤマビルといえば利根沼田地区にも入り込んでいて、地元の戸神山をはじめ数多くの山に生息し人の生き血を吸っている。吸い口の傷やかゆみが数か月にわたり消えないのが特徴だ。いつの間にか吸われていて気が付いた時には血まみれといったこともある。十分に気を付けたいものだ。

登山口道標 ヤマビル注意だが今は大丈夫

杉の林に浮かび上がる山アジサイ

杉の大木だ

石鳥居 御影石とのこと
最初は杉林の歩きとなる。この植林は手入が良くされていて立派な杉の大木となっている。この先に素晴らしい紅葉林が待っているとは誰が想像できようか。否、みんな知っている(笑)。杉の樹林帯を抜けると石鳥居がある。紅葉はこの先から始まる。
先ずは黄色から。水彩画のような色合いの黄葉だ。この辺りは黄葉の見頃を迎えつつある。実は来週末に訪れようと思っていたが、あまり遠くに行きたくないとのライフさんのお言葉でここにした次第。うん、見頃を迎えているようだ。こちらも正解だったようだ。
団体さんに道を譲ってもらい紅葉ロードを行く。うん、実にいい。もう何も言うことないなあ。あの色がいい、この赤が最高だなどとお喋りをしながら意外と急な道を行けば、登山者が多いことこの上ない。狭い石尊山頂上には立てないかもしれないぞ。
もう直ぐ山頂というところで「しんぷるさん?」と声を掛けられた。高崎の方で県内発信のHPを参考に登山を楽しんでいるとのこと。しばらく歓談してからお別れした。その間に団体さんが山頂へ。これで山頂は足の踏み場もないかもな。

石尊山頂上から浅間山方面

隣の高田山 展望には優れない
混んではいたが奥へと進みことができた。今日は素晴らしい展望だ。こんなにも展望がよかったっけ。混んでいた山頂はいつの間にか空いていた。小野子山や子持山さらには赤城山を遠景に中之条の嵩山や蟻川岳が近い。高田山から南に派生する尾根の向こうには有笠山、薬師岳、吾嬬山など吾妻の山々が見て取れる。さらにその奥には角落山塊の浅間隠山や鼻曲山、さらに浅間連峰が続く。正面には榛名山が大きい。北には稲包山。もう少し標高があれば谷川主稜線も見えるだろう。まさに快晴、素晴らしい日だ。
帰路にも最高の紅黄葉を楽しみながら急斜面を下っていく。途中には山頂で休憩できなかった多くの登山者が素晴らしい紅葉の下で楽しそうに紅葉狩りをしていた。更に下っていくとなんとtomoさんが登って来るではないか。tomoさんのHPで石尊山の紅葉の素晴らしさを教わったのだ。6月の赤城山以来だ。近況についてなどしばらく話を交わして別れた。

まだ緑

紅葉はこれからだ

黄葉はじめ

唯一のリンドウ
再び緑の中に。この辺りはまだこれから紅葉へと変化していくのかな。アントシアニンが多いのかカロテノイドが多いのか…。

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