蔵王山
ざおうさん
1,841m
奥羽山脈
山形県・宮城県
登 山 日 2022年09月30日(晴)
メンバー しんぷるライフ、IT
行  程 県営レストハウス11:25…12:05熊野岳12:50…12:55熊野十字路…13:35レストハウス
yamap
 蔵王はお釜と樹氷と温泉が有名だ。樹氷はまだ見てないが温泉には浸かっている。明日の朝日岳の足慣らしには丁度いいかなと思って、蔵王ハイラインからレストハウス前の駐車所まで来た。簡単にレストハウスから最高峰の熊野岳まで行って来ようという算段だ。

駒草平から蔵王山を見上げてみる
 蔵王の広大な山頂台地に立てば安達太良山、吾妻山地、飯豊山地、朝日山地、出羽三山などが一望できる。青森県から福島・栃木県まで東北地方を南北に貫く奥羽山脈の大きさは、決して目に見えるものではないだろう。

山頂レストハウスから熊野岳を目指して歩き出す

火山帯らしい風景だ
 山頂レストハウスから観光客が訪れる苅田岳はパスして、馬の背の方に歩いていくと、徐々にエメラルドグリーンのお釜(五色湖)が見えてくる。もう何度目になるのだろうか。蔵王のお釜は何となくかっこいい。それはきっと五色岳があるだろう。いくつかあるお釜と呼ばれる火口湖の中でも一番美しいのではないだろうか。

お釜(五色湖)が見えてきた

記念写真を一枚
 馬の背は帰りに歩くことにして最高峰(と言うよりは最高地点と呼んだ方が相応しいかも)の熊野岳を目指す。砂礫の中を冒険心溢れる観光客に混じって歩いていく。レストハウス前の駐車場では場違いな支度のように感じたが、ここでは登山者の方が一般的だ。徐々に登っていくと平坦な頂上部に着いた。秋晴れとはいえ気温が高く初冬のような遠望を望むのは無理なようだ。

もう山頂

地蔵山方面を見下ろして
 遠く安達太良、吾妻、飯豊、朝日とかろうじて見て取れる程度だ。月山はあいにく雲の中。前回歩いた地蔵岳方面の登山道がよく見える。紅葉が始まりかけている感じ。蔵王山神社(御祭神は須佐之男命)で登山の無事を願って馬の背を目指す。

蔵王山神社 登山の無事を祈願

避難小屋方面へ向かう
 午後になり徐々に雲が出てきた。苅田岳方面には観光客がひしめいている。コロナ感染も何となく下火となってきて観光バスも見るようになってきた。全世界でも感染者数は減少しているからこのまま終息に向かってくれると良いのだが…。

避難小屋は小さいけど

馬の背を通って帰ろう

薄っすらとガスが出てきた

蔵王の象徴 お釜も見納め
 再びここ蔵王を訪れることがあれば、苅田峠から屏風岳方面を歩いてみたいものだ。五色湖を見下ろしながら馬の背を通ってレストハウスに戻った。少しは足慣らしになっただろうか。

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