苗場山 なえばさん 2,145m 三国山脈 新潟県・長野県 |
登 山 日 | 2022年09月25日(晴) |
メンバー | しんぷるライフ、IT |
行 程 | 祓川駐車場07:13…07:36和田小屋登山口…08:36下ノ芝…08:59かぐら第5ロマンスリフト 終点…09:10中ノ芝09:13…09:26上ノ芝…09:34苗場山・小松原分岐…09:50神楽ヶ峰…10:05雷清水10:13…11:13苗場山12:20…12:55雷清水13:03…13:22神楽ヶ峰…13:36苗場山・小松原分岐…13:41上ノ芝…13:52中ノ芝14:02…14:07かぐら第5ロマンスリフト
終点…14:23下ノ芝…15:11和田小屋登山口…15:30祓川駐車場 yamap |
昨年は小赤沢登山道で登っているので、今回は祓川登山道を選んでみた。この道は2004年8月に初めて苗場山に登った際に歩いた道だ。その時の記憶はしっかりと残っていると思っていたが、歩いてみると意外と記憶違いが多いことに驚いた。一番ひどかったのは、和田小屋登山口まで車で行けたと記憶していたことだ。当日の記録を読んでみると、最近の山行きは事前調査がいい加減になっていることに気づく。昨年の苗場山も図らずも同じ日付だったが、頂上大地の紅葉はいくらか遅れている印象を持った。登るのであればアクセスは大変だが秋山郷からの小赤沢登山道がお薦めである。 | |||
秡川駐車場 |
和田小屋登山口を目指して歩き出す |
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和田小屋に着く前に有料駐車場とあり多くの登山者の車が止まっている。500円とあるが管理人はいない。集金箱が設置されているから自主的に入金すればよいらしい。できるだけ上のほうにと思いゲート前近くに止めることができた。ゲレンデ内の駐車場は草地ではあるが、一昨日の雨で土の露出部はぬかっていて足はつきたくなはい。でもさすがに秋の苗場山だけあって人出が多いなあ。 | |||
沢山のウメバチソウが咲いている |
ススキと巻機山 |
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大きい平標山から続く谷川連峰 |
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ゲートを抜けて舗装路を歩いていく。道脇にはウメバチソウが数多く咲いている。これ程の数の花が咲いているのは今まで見たことがない。今は夏が終わり紅葉の前とあって見るべき花の種類も少ない。和田小屋登山口に着くと下山者用に靴の洗い場が用意されている。この時にスパッツを身に着けることを考えそうなものだが、それに及ばないのがボケてきた証拠。少しは頭も使わないとなあ。最も準備はしてこなかったけど(笑)。 | |||
登山道に入るとガレ道で歩きにくい。ストックを用意していないと下りでは苦労しそうだ。いまだ処理しきれない雨の残りで登山道の一部が沢のようになっている。ズボンの裾を汚さぬようにと歩いてみるがどうしても汚してしまう。登山道は単調で展望もないまま続いていく。合目標識の間隔も長く疲れが出る。我慢してい歩いていくと下の芝を過ぎて中の芝に出た。展望が開け、振り返ると巻機山を中心に左に越後三山、右に谷川山系が見える。休憩する登山者が多く我々もその中に加わった。 | |||
紅葉はもう少し先 |
田代湖(カッサ湖)が見える |
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苗場山が大きく迫る |
火打・妙高が見える 左は北アルプス |
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上の芝を過ぎて間もなく小松原湿原の分岐に出た。湿原まで3時間とある。ここまでくればガレ道ともお別れだ。神楽ヶ峰の道標を見て歩いていけば股すり岩だ。うん、覚えがある。少しづつ下っていくと水場の雷清水に着く。場所の記憶が一致しないが、前回来たときは今はなき山小屋「遊仙閣」の名で、「ペットボトルに水を汲んできてください。」といくつもの空ペットボトルが置かれていた記憶がある。今は昔のこと。塩ビ管から流れ落ちる冷たい水を頂いて歩き出す。正面には苗場山が大きい。鞍部に下ればお花畑だが見る花もない。足元には竜胆と秋の麒麟草くらいなもの。 | |||
お花畑(鞍部)付近から |
頂上台地に出た |
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顔に見えるなあ |
草モミジに満足 |
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富士見坂を我慢して上っていくとようやく頂上台地の一角に立った。山小屋が見える。草紅葉が始まった台地の木道の上を池塘や台地の先の展望を楽しみながら歩いていく。ライフ達は写真を撮るのに夢中で足が進まない。まあ、良かったということなのだろう。とりあえず山頂標識を見に行く。標識の前の空地はかつて遊仙閣があった場所だ。写真を一枚撮って交流センター前のデッキでランチ。いい天気だ。 | |||
池塘が多い |
草モミジと池塘は相性がいい |
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神楽ヶ峰方面 |
帰路にはガスが出てきた |
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あまり遠くには行かずにその辺を散策。周りの山が見えすぎて何が何だか。過去2回の登頂では見られなかった展望を楽しむことができた。火打・妙高から左に連なる北アルプスの峰々、上越国境の山々がずらり。十二分に展望を楽しんだところで下山としましょう。雷清水で涼を取り帰路を急いだ。 |