乾徳山 けんとくさん 2,031m 奥秩父山塊 山梨県 |
登 山 日 | 2022年07月18日(曇) |
メンバー | しんぷるライフ、IT |
行 程 | 大平牧場駐車場08:57…09:15乾徳山登山口…10:17月見岩10:18…10:21扇平…10:53髭剃岩11:04…11:13乾徳山12:15…12:19水ノタル…13:19高原ヒュッテ13:25…13:27国師ヶ原…13:52乾徳山登山口13:55…14:06大平牧場駐車場 ヤマレコ |
乾徳山は徳和からが主要登山道に当たる。調べてみれば大平高原にも登山口がある。こちらのほうが標高差が少なく登山も楽そうだ。大平牧場駐車場に入ると10台近くの登山者と思われる車が止まっている。料金は¥800とのことであり準備をしていると押し車を押して老婆が集金に来た。牧場とのことだが周辺一面にソーラーパネルが張り巡らされており、もうここは立派な発電所となっている。もう牧場ではないようだ。林道は駐車場先も続いていて、黒金山登山口まで車で20分とある。林道を歩き出した。 | |||
大平牧場駐車場(\800)から歩き出す |
林道を進めば乾徳山登山口とある |
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しばらく林道を行くと右手に登山口の案内板があったがヤマレコナビに従って林道を行く。すると再び案内板が出てきたのでナビを確認するとここを入るようだ。道は一面のワラビ畑?の中を通っていてワラビを描き分けて歩くようだ。やがて先の案内板からの道と合流した。どうやら最初の案内板に従って入ればよかったようだ。道を行くと林道へと出た。乾徳山登山口とある。路肩駐車を禁ずる旨が書かれている。そして冬期閉鎖の案内板があるが林道は通れるようだ。黒金山登山口に通じていると思われる。 | |||
うす暗い登山道を行く |
月見岩らしい すぐに扇平 |
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再び登山道に入る。鳥のさえずりも聞こえない静かな道を行く。道はちょっと険しい感じで岩がゴロゴロと多い。月見岩の道標に従って道を行くと巨岩に出た。何の案内板もないので違うのかな。そこからは平坦な道となりすれ違う登山者も出てきた。やがて樹林帯を抜けると牧草地のような草原に出た。分岐点に登って来る登山者の姿も見える。分岐点には大きな岩があり、案内板はなかったがこれが月見岩だった。その先が直ぐに扇平だ。この辺り一帯がちょっとホッとする場所になっている。再び樹林帯を行く。 | |||
扇平とある |
草原の扇平を抜けると |
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手洗岩を過ぎると道は険しくなり鎖場が出てきた。先ずは小手調べと言ったところか。次に髭剃岩。田中陽希さんが岩の間に入っていくのを見ていたものだから、ここを通り抜けるものだと思って入るがとても通れない。道は別に付いていました。とんだ失態(笑)。 | |||
髭剃岩 通れないなあ |
カミナリ岩 |
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続いてカミナリ岩。ここには鎖が付いていて登らにゃいかんようだ。メンバーは慣れたもので楽々とクリア。頼もしいものです。 | |||
ラクチン登り |
お、富士山だ |
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胎内 |
鳳岩 ここを登れば山頂 |
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余裕ですねえ |
岩場に咲くシモツケ |
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胎内を通過するといよいよ鳳岩で最大の難所とされる。ザイルを使って下る登山者の姿も見られる。特に難しい鎖場でもなくスイスイと登って待望の山頂に着いた。広くはない岩の山頂にはそこそこの登山者の数。一角に腰を下ろしてランチタイムだ。残念ながら展望はない。時折ガスの切れ間に富士山が姿を現す。吹き上げてくるガスも切れそうで切れない。山ではよくあること。 | |||
乾徳山頂 |
三角点はない |
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扇平と大平牧場跡 |
富士山だ 見えただけで良し |
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ガスの切れ間から扇平とその先に大平牧場(発電所)が見える。意外と近く感じるのは気のせいかな。1時間程粘るが展望には恵まれず。金峰山の五丈岩は良く見えていたのにな。晴れていれば絶景の山頂らしい。さあ下ろうか。 | |||
水ノタルあたりから乾徳山頂を振り返る |
グロきのこ |
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鹿の一家のようだ |
鹿に見とれてる |
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水ノタルから下山道に入る。岩が多くしかも道が湿っているためとにかく歩きづらい。道は分かりにくいが赤テープでマーキングされているのでそれを頼りに下っていく。上ってきた以上に長く下っているような印象を持つほど辛い道だ。道も平坦になると何やら動いているものがある。登山者が休憩しているのかなと思ったが動きが変だ。日本鹿だ。しかも10頭ちかくもいる。こちらに気付いても逃げようともしない。だいぶ人慣れしているようだ。しばらく見とれてしまった。 | |||
苔の造形 |
高原ヒュッテに出る |
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やがて高原ヒュッテ(避難小屋)に出た。トイレ休憩を入れて林道をいくと国師ヶ原十字路だ。ここを下っていけば徳和登山口だ。大平に向かって林道を上っていく。やがて往路と道を合わせた。あとは来た道を戻るだけだ。 |