白砂山 しらすなやま 2,140m 上信越高原 中之条町 |
登 山 日 | 2022年07月02日(晴れ) |
メンバー | しんぷるライフ、IT |
行 程 | 野反湖バス停08:04…08:15ハンノ木沢…08:39地蔵峠…08:56地蔵山…09:37堂岩の泊場09:43…10:06堂岩山10:08…10:14堂岩山分岐…10:33猟師ノ頭…10:47金沢レリーフ…11:20▲白砂山12:00…12:35金沢レリーフ…12:52猟師ノ頭…13:13堂岩山分岐13:15…13:19堂岩山…13:35堂岩の泊場…13:40水場13:42…13:46堂岩の泊場…14:22地蔵山…14:32地蔵峠…14:47ハンノ木沢…15:01野反湖登山口 yamap・ルートマップ |
久しぶりの白砂山。アルプス快適登山のための足慣らし山行の第二弾だ。二時間かけて登山口に着くと中之条観光協会のワゴン車があり登山案内をしていた。登山届は提出しているのかと聞かれて、出してないと答えると、書いていけという。少し話をしてをしていると、白砂山山頂の少し先に新潟・長野・群馬の三県境があるとのこと。折角だから行ってみましょうか。 | |||
野反湖バス停登山口 |
下ってハンノキ沢 |
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この登山コースはぐんま県境稜線トレイルの一部になっている。今日も暑くなりそうな感じだ。さあ、歩きますか。もうすっかり緑一色になった登山道に入っていくと直ぐにハンノキ沢に向かって下り坂になる。ハンノキ沢の橋は前回来てからもう二十年近く経つけれど変わらないなあ。 | |||
秋山郷への分岐 廃道になってしまったようだ |
地蔵山で一息 |
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橋を渡って上りに入ると程なく地蔵峠に出る。地蔵様が置かれているけど見るかいと話したが興味はないみたい。喉を潤しただけ~。 | |||
堂岩の泊場からの望む野反湖 |
ベニサラサドウダンが多い |
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地蔵山を過ぎて堂岩山への急登になる。樹林帯で直接日光を浴びるわけではないので、登山口で観光協会の女性に言われたほど暑くはないが、先週の男体山と違って風がない。水が足りなくなったら堂岩の水場で補給してくださいねとの話も思い出すが上りでは必要なさそうだ。やがて水場の道標に出た。堂岩の泊場だ。一部展望が開け野反湖方面が見える。ベニサラサドウダンも今が見頃だ。 | |||
△堂岩山 |
白砂山が見えてきた |
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水場は帰りに必要に応じて寄ることにして堂岩山を目指す。遅くまで雪が残る道だが今回はすっかり消えていた。やがて堂岩山へ。展望はなく先に進むと堂岩山分岐に出た。ここからの展望は良く目指す白砂山が見える。標高と距離は大分稼いでいるがこの先もアップダウンが続いて決して楽ではない。しかも樹林帯から稜線へと出て陽射しも強くなる。 | |||
アカモノが見頃 |
コバイケイソウが咲く |
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足元にはマイヅルソウとゴゼンタチバナくらいしかなった登山道は急に彩りを纏ってきた。展望も広がり吹く風も心地良い。しかも太陽は雲の中に隠れていて陽射しも強くない。ここまで少なかった登山者の姿も見られるようになってきた。 | |||
ハクサンシャクナゲ |
カラマツソウ |
ハクサンチドリ |
ニッコウキスゲ |
ハクサンシャクナゲの回廊 |
猟師の頭から白砂山へと続く |
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猟師の頭 |
佐武流山かな |
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ハクサンシャクナゲが見頃の登山道を喜びながら歩いていくと猟師の頭に着いた。稜線上の展望は良い。いよいよ白砂山が近づいてきた感じがする。若い登山者に道を譲りながら進めば漸く山頂に着いた。立派な山頂標識が置かれている。その傍には三等三角点。 | |||
センキュウ |
ウラジロヨウラク |
ハクサンフウロ |
白砂山頂上2140m |
ランチを済ませて新潟・長野・群馬の三県境に行ってみた。道標が立っているかと思ったが細い丸棒が立てられているだけで案内板もないので素通りしそうだ。MAPで確認して山頂で待つ連れのところに戻る。何時の間にか青空は灰色の雲に覆われ雨が降りそうだ。パラパラと来たが脅かしだった。しかし堂岩山に戻る頃には雷様がゴロゴロと鳴り出した。いやあ、危なかった。堂岩山から樹林帯に入る頃にはゴロゴロ、ゴロゴロと脅かす。まあ落雷には遭うことはないだろう。やがて水場道標が見えた。近そうなので寄ってみることにした。まだかまだかと進むと50m程で沢に出た。ペットボトルに汲んで口に含むと氷水のように冷たく美味しい。思わず一気に飲み干してしまった。立ち寄って良かった。 ※※ 水場はかつて250m5分との案内板があった。2回目の登山の際には実際に訪れていたが記憶になかった。 |
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登山口に戻りました |
富士見平から野反湖 |
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涼を得て元気が出てきた。雷様もいつの間にか静かになっていた。登山口に戻ると中之条町のワゴン車が仕事を終えたらしく駐車場を出るところだった。時刻は午後3時、現地での就業時間終了といったところかな。コースタイムそして疲労度に自信を失う足慣らし山行になってしまった。こんなことでは先が思いやられる(-.-)。 |