男体山
なんたいさん
2,486m
日光連山
栃木県
登 山 日 2022年06月25日(晴れ)
メンバー しんぷるライフ、IT
行  程 二荒山神社中宮祠07:41…07:46一合目…07:47…08:13三合目08:18…08:38四合目08:40…08:53五合目09:06…09:38七合目09:44…10:17八合目瀧尾神社10:25…10:44九合目10:46…11:19二荒山神社奥宮1…1:25男体山12:11…12:14二荒山神社奥宮12:23…12:39九合目…12:51八合目瀧尾神社12:59…13:11七合目…13:36五合目13:42…13:54四合目…14:10三合目14:13…14:30一合目…14:37二荒山神社中宮祠
yamap・ルートマップ 山頂からの展望動画
梅雨空は何処へいった?今年の山歩きはお手軽な山ばかりで4時間以上歩いた記録がほとんどない。夏のアルプスが快適に歩けるようになるには相当な足慣らしが必要なようだ。男体山は一度だけ志津乗越から大学生だった娘と一緒に歩いている。表登山道は大変だということで裏登山道を歩いたわけだが、すでに記憶はほとんどない。中宮前の駐車場に何とか滑り込んで歩き出した。

二荒山神社中宮から望む男体山

階段から始まる山歩き
中宮に入って社務所で登山届と登拝料¥千円を納め、御守りを頂いて歩き始める。いきなりの階段で、まあこれが疲れるんだよねと文句は言ってもまだ元気です。石段を登り切ると一合目の遥拝所でここからが登山道になる。浅い笹で覆われたブナなどの樹林帯だ。一合目、二合目を過ぎると車道に出る。

緑が眩しい

四合目登山口
三合目からは車道歩きで四合目に行く。随分と遠回りになるがまあ仕方ない。新緑と言うにはもう遅いのだろうが緑一色が美しい。気温は低く吹く風がとても気持ちよくて実に快適だ。青空も広がって最高の登山日和だ。ゆっくり歩いていくと鳥居のある四合目の登山道入口に着いた。道脇から登って来るハイカーがいる。どうやら三合目から直登で四合目に来られるようだが、「下りには使えないな」と話している。戻って来た時の足の調子でどうするか考えればいいか。まだ四合目、先は長いのだ。

ベニサラサドウダン

中禅寺湖を俯瞰する
四合目からはちょっと急登になる。ガレ場もあるがまあ問題ない。調子が悪いのか、お気楽登山の付けが回ったのが足が重い。休む口実となる花はないしちょっと辛いなあ。足元にサラサドウダンの落花が見えた。続いてベニサラサドウダンの落花株。もう少し標高を上げれば良いのが見られるかも。そんな思いは叶うことなく急登は続く。

陽射しはあるが風があり快適

立ち止まって秘かに休む
それでも標高を上げていくと展望が広がってきた。目に入って来るのは中禅寺湖だけど、どんどんと視野が広がって来るのが嬉しい。それとは裏腹に足が上がらなくなってきた。急登に太腿が悲鳴を上げている。昔はいつもこんな感じだったかもな。

苔が綺麗だ

八合目から九合目へ
八合目には瀧尾神社と刻まれた石碑が立ち避難小屋もある。九合目を過ぎると赤茶けたザレ場になり足を取られて歩きづらい。皆思いおもいのコースを通って頂上を目指している。森林限界も超えて、振り返れば眼下に中禅寺湖のほぼ全景を見下ろすことができる。

日光白根山方面

溶岩ドームだ
やがて二荒山奥社に着いた。本当に疲れた。二荒山大神像を前に記念写真をカシャ。続いて山頂方面へ。新しくなった大剣と一緒にカシャ。360度の大展望だ。日光連山が良く見える。登ったのは男体山だけ。今度は太郎山や大真名子・小真名子にも挑戦、もちろん男体山のお相手の女峰山にも。尾瀬の山々、会津駒ケ岳などが広がっている。男体山は展望の山なんだと改めて認識を深めた次第だ。

中禅寺湖を一望

大剣と

一等三角点

男体山頂上2486m
一等三角点の近くで休憩だ。最初に登った印象とは大分違うというか、ほとんど記憶に残っていないというか、とにかく新鮮な山頂になっていた。大剣は立て替えられてピカピカに光っていた。3時間半のコースタイムをヘロヘロになってやっと登って来るのでは先が思いやられる。でも今は男体山頂からの大展望を楽しもう。

日光連山

 コロナではなくて日よけにマスク
ここまで登って来るのは辛かったなあ。足が上がらないし少し歩くと休みたくなる。実際何度も立ち止まって小休止を繰り返して登ってきた。でも山頂に立ち絶景を目にすれば、そのつらさの記憶は薄れていく。やっぱり山はいい。

山頂に咲くイワカガミ

山頂の方位盤
花の少ない山だったが山頂の一角にイワカガミを見ることができた。男体山周辺の山のいくつかには登ってみなければなるまい。

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