烏帽子岳
えぼしだけ
2,066m
浅間連峰
長野県
登 山 日 2021年10月24日(晴)
メンバー しんぷるライフ、AS
行  程 烏帽子岳登山口8:15…8:25湯ノ丸キャンプ場…9:10小梨平分岐9:15…9:37小烏帽子岳9:47…10:00▲烏帽子岳10:40…10:50小烏帽子岳10:55…11:55中分岐…12:10烏帽子岳登山口
ルートマップ(YAMAP)
 ← 烏帽子岳山頂からの鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳 
思わぬトラブルがあって湯ノ丸の烏帽子岳に登ることになった。昨日とは打って変わって穏やかな登山日和になった。谷川岳や武尊山は積雪で白くなっている。浅間山も初冠雪したとのこと。今日は久しぶりに息子ASと一緒。登山口のある地蔵峠は季節外れで観光客はまばら。駐車場を埋める車はほとんどが登山者のもののようだ。紅葉を予想してたが霧氷が見える。

湯ノ丸キャンプ場 湯ノ丸山に霧氷が見える

カラマツの黄葉はもう少し先かな

烏帽子岳も霧氷 融け始めていそう

まるで雪が降ったようだ
湯ノ丸キャンプ場に向かって歩き出す。積雪はなくキャンパーの車が通り過ぎていく。キャンプ場に着くとテントが数張りある。この山域に多いカラマツの林はわずかに霧氷の跡がある。地面が白いのは落ちた霧氷の白かな。今シーズン初めての霧氷で嬉しいけど、陽射しはあるし時刻も8時を過ぎれば霧氷は融けだす。キャンプ場を抜け樹林帯に入れば落下してくる霧氷が煩わしい。

もう直ぐ小梨平分岐(鞍部)

青空と霧氷
それでも霧氷に囲まれて白くなった登山道は一気に冬山に変身だ。陽の光を浴びてキラキラと輝く霧氷と真っ青な青空に感激しながら歩いていく。思わずシャッターを切る回数も自ずと多くなるなあ。樹林帯を抜けたら湯ノ丸山との鞍部、梨木平だ。

何の実かな 小梨(ズミ)だね

小梨平から霧氷の湯ノ丸山を見上げる

一枚撮ってもらって

烏帽子岳に向かう
ここで写真撮りまくりで遅くなったライフさんとASを待つ。湯ノ丸山は霧氷が山頂までずっと続いている。烏帽子岳は湯ノ丸方面と異なって立木が密集していないので霧氷にも別の趣があって楽しい。さあ急がないと融けちゃうぞ。

霧氷が綺麗だ

四阿山に根子岳
霧氷のトンネルを抜けて烏帽子岳の登りに入る。白い世界はいいね。振り返れば少し疎らに白い四阿山と根子岳。本格的な降雪はまだ少し先のようだ。白砂山方面は白いから雪が降ったな。高度を上げて振り返れば湯ノ丸山が白い、丸い。

小根子岳を振り返る

もう直ぐ山頂
やがて稜線に出た。絶景を期待していたけどあれれ、何となく霞んでいてはっきり見えないじゃん。寒くなってきたとはいえ、まだ冬の空気ではないということかな。まだ10月だもんな。北アルプスはそこそこだけど、中央アルプスや八ヶ岳はぼんやり。さあ稜線歩きだ。登山者の数も増えてきた。霧氷の樹木もまだまだ白く輝いていますよ、道は何気にぬかっているけど。

白馬岳

四阿山遠望
岩場を登れば烏帽子岳山頂だ。微風の山頂は寒くはない。北アルプスが近いな。浅間外輪山から見るより随分近くに感じるのは決して気のせいではないだろう。やっぱり銀嶺の北アルプスが絵になるよね。何度見ても飽きることはないな。

言わずと知れた槍ヶ岳

槍・穂高連峰

烏帽子岳の山頂で

小烏帽子岳の向こうには金峰山・瑞牆山 薄っすら富士山

浅間山 釜山と前掛山ズーム

遠く八ヶ岳
帰路に入ると浅間山がはっきり見えてきた。熊本の阿蘇山は噴火して入山規制になってしまった。浅間山は大丈夫かな。出来ればもう一度くらい前掛山に登っておきたいものだ。真っ白だった霧氷も山頂で休んでいる間に融けてしまって、冬から秋に逆戻りだ。

浅間隠山 左手に遠く赤城山

霧氷が融けた

霧氷が消えて秋の景色

黄葉を楽しむにはわずかに早いかな
今年の紅葉はどうなんだろう、あまり冴えない気もするんだけど。すっかり秋景色に戻ってしまった道を戻る。カラマツの輝くばかりの黄葉はまだ少し先のようだ。そして、日差しを浴びながらハラハラと散って落ちる針葉を見ることができるだろう。

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