飯縄山
いいづなやま
1,917m
北信五岳
長野県
登 山 日 2021年9月19日(晴)
メンバー しんぷるライフ
行  程 一の鳥居駐車場09:29…09:46一ノ鳥居登山口…10:39駒つなぎ場…10:53富士見の水場…11:30南・西登山道分岐…11:41飯縄山南峰11:43…11:54飯縄山12:54…13:05飯縄山南峰…13:14南・西登山道分岐…13:37富士見の水場13:38…13:47駒つなぎ場…14:27一ノ鳥居登山口…14:43一の鳥居駐車場G
ルートマップ(YAMAP)
4年ぶりの飯縄山、10月8日だったからおよそ3週間早いことになる。その時はそこそこの紅葉を楽しみ、山頂からの大雲海に目を見張ったものだ。飯縄山はいくつもの登山道があるようだが、今回も前回同様に南登山口からの登山だ。久しぶりに良い天気。さすがに紅葉にはまだ早そう。夏と秋の狭間、そんな季節だ。

さあ、歩こう

山頂部が見える

一の鳥居登山口

まだ緑だ
ここ飯縄山には十三仏が登山道に置かれている。今回はそのすべてを写真に収めてみようと思っていた。それは以下の通り。

第1 不動明王 初七日

第2 釈迦如来 27日

第3 文殊菩薩 37日

第4 普賢菩薩 47日

第5 地蔵菩薩 57日

第6 弥勒菩薩 67日

第7 薬師如来 77日

第8 観音菩薩 百ヶ日

第9 勢至菩薩 1周忌

第10 阿弥陀如来 3回忌

第11 阿閦如来 7回忌

第12 大日如来 13回忌

第13 虚空蔵菩薩 33回忌

番外 馬頭観音
瑞穂市HPより
一般的に人が亡くなると、初七日から三十三回忌まで13回の追善供養を行いますが、十三仏とはそれらの追善供養を司るとされる13の仏(初七日=不動明王、二七日=釈迦如来、三七日=文殊菩薩、四七日=普賢菩薩、五七日=地蔵菩薩、六七日=弥勒菩薩、七七日=薬師如来、百か日=観音菩薩、一年忌=勢至菩薩、三年忌=阿弥陀如来、七年忌=阿閦如来、十三年忌=大日如来、三十三年忌=虚空蔵菩薩)の総称です。この十三仏の信仰は日本独特の信仰で、南北朝時代から室町時代に全国に広まったと考えられ、現在でも葬儀や法要に際して十三仏の掛軸を掛けて極楽往生を願う風習が残る地域もあります。

八ヶ岳だね

富士山が見える水場

浅間連峰かな

シラカバ林が綺麗だ
登山道は季節の狭間で花には乏しい。リンドウにアキノキリンソウ、時々トリカブトと足元は寂しい限り。天気がいいから遠望が利く。

青空です

八ヶ岳だけど
今日は気温が上がって暑い。高原からの登りなのに汗が滴る。熱中症になる程の暑さではないが脱水には気を付けないとな。

戸隠連峰 荒々しい

北アルプスが一望
登山道はちょうどよい傾斜が続いて歩きやすい。樹林帯を抜けると一気に展望が開けた。北アルプスが一望。戸隠連峰はすごい迫力だ。とても登れる山には見えないけどなあ。まるで群馬の妙義山みたいだ。さあもう少し。

西登山道分岐

トリカブト

何をお願い?

南峰に着いた もう少し
南峰に着けば山頂はもう少し。天気よし。展望良し。飯縄山の山頂は登山者で賑わっている。昼寝をしたくなるような陽気になった。
のんびりと山頂で時を過ごし帰路へ。山頂からの展望も素晴らしいが南峰からの下りの展望もまた良い。満たされたなあ。
往路では気付かなかった第2、第4の仏を見落とさない様に戻った。北信五岳、戸隠山は難易度高く登れそうもないな。

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