茂倉岳 しげくらだけ 1,978m 谷川連峰 みなかみ町・新潟県 |
登 山 日 | 2021年6月20日(曇時々晴れ) |
メンバー | しんぷるライフ、IT |
行 程 | 天神平07:33…08:12熊穴沢避難小屋08:16…08:47天狗の留まり場…09:09天神ザンゲ岩…09:41肩の小屋09:42…09:51▲トマノ耳…10:11オキノ耳…10:18富士浅間神社奥の院…11:01ノゾキ…11:14▲一ノ倉岳岳11:18…11:40▲茂倉岳12:16…12:36一ノ倉岳12:47…13:26奥の院…13:44トマノ耳…13:48肩の小屋13:55…14:40熊穴沢避難小屋14:42…15:14天神平 ルートマップ(YAMAP) |
天気予報は10時過ぎから晴れるとなっていたので歩き出したけど、考えてみれば谷川岳の天気は新潟県に属することが多いから、選択を誤ったことになるのかな。一瞬の晴れ間に何度か期待が膨らんだが、結局ガスの中の残念な歩きになってしまった。 昨日から谷川岳ロープウェイは通常営業に戻っている。どこでも感染対策は行われているし、登山者もマスクの着用を心掛けている。感染リスクは少ないと思われる。天気がさえないこともあってか谷川岳ベースプラザは空いていた。 |
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天神平は緑一色 |
虹が出てる |
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天神平に降り立つと登山者の姿はない。珍しいことだ。すっかり緑一色になった天神平を歩き出す。登山道に入っていくとタニウツギやベニサラサドウダンなどが目につく。足元の花といえばイワカガミくらい。こんなものかなとライフさんたちを追いかける。 | |||
タニウツギ咲く登山道 |
今年はベニサラサドウダンが当たり年 |
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山頂に着く頃には晴れてくるはずだから、しばらくは登山道に咲く花を楽しんでいこう。晴れ間もなく曇り空で暑さはないのでしっとりとした感じは心地良い。徐々に足元の花の種類も増えてきて目を楽しませてくれる。 | |||
ナナカマド |
ギンリョウソウ |
サラサドウダン |
マイヅルソウ |
ナナカマドの紅葉、その上に花…不思議 |
一瞬の晴れ間に展望を楽しむ |
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さすがに熊穴沢避難小屋までくると登山者が多い印象。薄っすらと汗をかいたので一息つこう。ここからは展望が開けてくるが今日は虹が見えたくらいだから期待薄。案の定、川棚ノ頭はガスの中だ。花を楽しみながら歩くしかないな。 | |||
アカモノ |
ウラジロヨウラク |
ゴゼンタチバナ |
ヒメイワカガミ |
群落ね |
ユキワリソウが最盛期 |
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キバナノコマノツメ |
ツバメオモト |
カラマツソウ |
ユキワリソウ |
肩の小屋下の雪渓を上って展望のない小屋前のベンチに腰掛けて一休み。皆さん天気予報通りに晴れるのを待っているらしく、山頂に向かう登山者は少ない。我々は茂倉岳が目的だから腰を上げよう。ガスの中のトマノ耳には珍しく誰もいない。こんなことがあるなだな。オキノ耳を目指すが何となく足取りが重いな。やめようかな。でも、天気予報に期待して歩くか。 | |||
ハクサンイチゲ |
キバナノコマノツメ |
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一ノ倉岳 |
一ノ倉岳のの避難小屋 |
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稜線はユキワリソウが最盛期だ。随分とたくさん咲くんだな。これだけでも来た甲斐があったかも。ノゾキは覗けず一ノ倉岳への上りに入るとハクサンイチゲが目につき始めた。崩落場所を細心の注意を払って上るとやがて一ノ倉岳に着いた。何となく上空には青空が見えてきて周囲が明るくなってきた。期待が高まるが…。 | |||
茂倉岳へ続く稜線には雪田になっている |
帰路は晴れるように思えたが… |
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イワイチョウ |
シラネアオイ |
ショウジョウバカマ |
コシジオウレン |
ハクサンチドリ |
ツガザクラ |
ハクサンイチゲ |
ホソバヒナウスユキソウ |
雪田を歩いて茂倉岳に立った。ライフさんにとっては一ノ倉岳とともに初めての山頂。風は穏やかで暖かいが展望はない。山頂を踏む登山者は少なく2組が土樽を目指して行った。我々はピストンだがどちらがいいのかな。 | |||
一ノ倉沢 |
オキノ耳 |
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肩の小屋が見えてきた |
小屋直下の雪渓を下る |
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帰路は足が速い。なんとなく展望も開け一応気持ちも晴れる。双耳峰の山頂には登山者の影が多数あり、往路の時とはだいぶ違う。 | |||
チングルマ |
ウサギギク |
ナエバキスミレ |
ヒメシャガ |
展望には恵まれなかったけど花旅にはなった。行動時間7時間以上となり夏山の足慣らしにはなったかな。久しぶりの谷川岳でした。 |