稲含山
いなふくみやま
1,370m

下仁田町
登 山 日 2021年2月6日(快晴)
メンバー しんぷるライフ、IT
行  程 神の池公園09:51…10:28秋畑稲含神社(旧社)10:32…10:57▲稲含山11:44…11:45下仁田稲含神社11:51…12:21茂垣峠…12:33神の池公園
ルートマップ(YAMAP)
雪山は気が進まないということで西上州の稲含山に登ることにした。雪は少しはあるだろうがアイゼンとかは必要ないだろう。それに今日は3月並みの暖かさだという。富岡ICから城下町小幡を抜けて神の池登山口までやってきた。林道は所々凍結があったが何とかたどり着いた。途中に何台か登山者のものらしき車が駐車していたがここまで来たのは1台だけみたい。

神の池公園前に駐車して歩き出す

登山道案内板
道にはあるが登山道には雪はないんじゃないかと呑気に構えていたが硬く締まった積雪があるじゃないか。アイゼン持ってないし…。でも大丈夫そう。まあ、上りはいいんだよね。

雪がある

所々に道標

一の鳥居 尾根コースとの分岐

分岐道標 帰路は右側から

安中山の会の道標が置かれていた

神の水も凍る
神の水付近に差し掛かるとソロの男性が下ってきた。「アイゼン持っていますか?この山域は1~3月までは積雪があるのでアイゼンは必要ですよ。日向は融けてるけどずっと雪ですよ。気を付けて行ってください。」とお叱りを受けてしまった。凍結箇所もあるが一部なので何とかなりそう。さすがにアイゼンがあれば安心だ。

二の鳥居

秋畑稲含神社(旧社)

稲含神社のき

日向には雪はないが…

日陰には雪 硬く滑る

山頂に着いた 大展望が広がる
赤鳥居からの尾根コースと道を合わせるとロープや鎖、柵が設置されていて安全が確保されている。かつてこの付近で滑落事故があったそうでよく整備されている。登山道全般にこんなところに鎖やロープ?と思っていたが冬のこの時期には必要なんだなとすっかり感心してしまった。下仁田稲含神社前を通って待望の山頂に出た。先行者が3人。

八ヶ岳(権現岳・赤岳・横岳・硫黄岳・天狗岳)

北八ヶ岳(茶臼山・縞枯山・北横岳・蓼科山)

物見山 その先に立山連峰や剱岳

黒斑山と浅間山
今日は快晴だ。雪を冠った群馬県境の峰々が一望だ。長野側には八ヶ岳が近い。結構雪が付いているな。目立つ荒船山と西上州の山々のその先には北アルプスがドーンと横たわっている。浅間山が大きいなあ。四阿山、岩椙山から白砂山、さらに谷川連峰、武尊山、尾瀬・奥日光の山々が眼前に広がる。素晴らしい大展望、稲含山の頂上はとても素晴らしい。

荒船山の先には北アルプス

穂高・槍連峰

爺が岳と鹿島槍ヶ岳

八ツ岳連峰の右手には乗鞍岳

爺が岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳・唐松岳

金峰山の山頂部は雪が見える
山頂からの大展望に魅了されて時がたつのを忘れてしまうようだ。ライフさんに促されてランチと食後のコーヒーを楽しむ。

前橋市街と赤城山

稲含山頂標識

下仁田稲含神社

さあ戻りましょう
至福の稲含山頂を後にする。さあ下りは滑落に要注意。アイゼンがあれば大したことはないはずだが…。慎重に下って行こう。鎖やコンクリ階段、ロープの設置に感謝だ。とは言え合計5回も尻餅をついてしまった。

途中のベンチから 草津白根山、岩菅山

白砂連峰

榛名山の先には谷川主稜線

妙義山 更に鼻曲山・浅間隠山 更に草津白根山
山頂では立木が邪魔ですっきり見えなかった谷川連峰も途中に置かれたベンチからバッチリ。山頂の枯木を伐採すればもう最高なんだけどそういうわけにもいかないのかな。今日の大展望には不満はない。

褶曲とか

赤鳥居まで来た

杉林を抜けて そろそろ花粉が飛ぶ

鉄塔
赤鳥居まで来てひと安心。鉄塔下を潜り二の鳥居で道を合わせた。帰りの林道では凍結部分で2度スケート状態。冷や汗をかいた。この時期の大展望を味わうには林道を車で詰めるのはほどほどにしてアイゼンは必携。

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