大菩薩嶺
だいぼさつれい
2,057m
奥秩父山塊
山梨県

登 山 日 2020年12月06日(晴れ)
メンバー しんぷるライフ、IT
行  程 上日川峠登山口09:18…09:37福ちゃん荘09:42…10:27雷岩…10:36大菩薩嶺10:38…10:46雷岩11:04…11:11神部岩…11:30賽ノ河原12:04…12:09親不知ノ頭12:18…12:39大菩薩峠12:43…13:07勝縁荘…13:13富士見山荘…13:18福ちゃん荘…13:31上日川峠登山口
ルートマップ(YAMAP)
2015年だから今から5年前の秋に訪れている。その時は天候に恵まれず富士山も南アルプスも見ることが叶わなかった。12月に入り例年なら富士山頂も南アルプスも山頂部は冠雪しているはずだが、今年は雪が遅くごま塩みたいな白さだ。12月08日からは裂石~上日川峠間は冬期閉鎖となる予定なので、お手軽に歩いてくるには最後の週末となる。冠雪の山稜は見られそうはないが快晴なので歩いてみよう。

市営第3駐車場から登山口に向かう

落葉した広葉樹とウラジロモミかな

福ちゃん荘にある案内板

特徴的な稜線が見える
係員の誘導で市営第3駐車場に誘導された。さすがには百名山で登山者の数も多い。人気の上日川峠から歩き出す。登山道の脇を通る舗装路は大菩薩峠まで続いているのだが帰りに利用しよう。登山道の広葉樹はすっかり落葉し冬の様相だ。風はなく日差しは暖かいので快適な一日となりそうだ。

笠雲を被った富士山

雷岩
稜線に出る前が急登で息が上がりそうになったころ稜線へと出た。雷岩が誘っているが先ずは展望のない大菩薩嶺の頂上を踏もう。樹林帯に入ると日差しが遮られ肌寒く感じる。前泊していた車のフロントがすっかり凍っていたから放射冷却がでだいぶ冷えたようだ。特に展望もない山頂では記念写真だけ撮って雷岩へ戻る。

笠富士になった

大菩薩主稜線
稜線からは笠を被った富士山が見える。やはり雪不足だなア。しかし富士山が写ると何となく絵になるねえ、かっこいいや。大菩薩嶺の縦走路が気持ちよく伸びている。歩くのは大菩薩峠までだけどね。稜線はわずかに風が吹き抜けていくが心地いい程度。

歩きやすい稜線

シラカバが美しい
賽の河原で風を避けてランチタイム。空を見上げれば青空が綺麗だなア。天気に恵まれて登山者の表情も皆明るい。さあ、歩こう。

親不知ノ頭からの展望

同じシーンだね

稜線の左には金峰山さらに八ヶ岳が見える
賽の河原から上り上げれば親不知の頭だ。ここからの眺望が一番だな。金峰山塊や八ヶ岳、さらに雪を被った乗鞍岳まで見える。だけどアルプスを見るにはやや遠い感じは否めない。しっかりと冠雪していればまた違うのだろうけどねえ。

大菩薩峠を見下ろす

遠く八ヶ岳 金峰山・国師岳などが見える

南アルプスを一望する(クリックで拡大)

峠まで降りてきた

介山荘の前で ここまで車両が入る

見納めの風景

さあ戻ろう
大菩薩はすっかり観光化された山になっている。前回見られなかった景色を堪能できた山行となった。

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