谷急山P2
やきゅうさん
1,075m

安中市

登 山 日 2020年11月21日(快晴)
メンバー しんぷるライフ、IT
行  程 旧国民宿舎裏妙義09:08…10:00もみじ谷…10:36三方境…11:23△谷急山P212:37…13:02女坂入口…14:28旧国民宿舎裏妙義
ルートマップ(YAMAP)
誰が付けたか紅葉谷。山と高原地図を見れば「もみじ谷」と記載されている。今は廃業した国民宿舎裏妙義から巡る巡視路への案内と女道への案内道標も新たに取り付けられた。登山道は変わらずとも時の要請で道案内は変わっていくものなんだあ。

旧国民宿舎裏妙義 駐車場だ

落葉に覆われる登山道(巡視路)
もみじ谷から女道の紅葉は、毎年11月後半が見頃となる。目安としては11月23日の勤労感謝の日だ。妙義湖を横目に急国民宿舎裏妙義に着くと車が少ない。3連休の初日だし意外な感じを受けた。周囲の紅葉もどちらかと言えば鮮やかさに欠ける。今年は何となく紅葉が早いようなのだ。強く吹いていた風はここでは止んでいる。暖かなハイキングが楽しめそうだ。

倒木が邪魔じゃ

紅が鮮やか
巡視路を歩いていけば所々登山道が崩落、倒木に遮られている場所がある。今まではなかったから、ひょっとして昨年の台風の被害だろうか?先ずは裏切ることはないだろうもみじ谷の紅葉を楽しみに歩いていく。恵みの太陽の光は燦々と降り注いでいる。
紅や黄色、まだ緑も残る紅葉の谷。素晴らしい。モミジ、カエデ以外の広葉樹は既に秋の装いを終えて落葉している。残ったものは既に枯れ葉と化し人の目を楽しませてくれることはない。それゆえにモミジ・カエデの紅葉は一層の彩りを放つのだろう。
最高の紅葉を楽しんで三方境を目指す。もみじ谷から上の紅葉は見るべきものは少なく何となく寂しさを覚える。やがて風の音が聞こえてくると三方境に着いた。西から東に風が吹き抜けていく風の通り道だ。谷急山まで足を延ばすつもりなので先を急ぐ。
谷急山前衛峰であるP2が立木越しに見える。妙義山域としては一般道だが易しくはない。距離としては近いのだが緊張のアップダウンの連続だ。時に恐れを感じる所もあり、帰路のことも頭をよぎる。ロープや鎖の連続でP1に立つ。「もうここでいいけど…。」とライフさん。大分足に来ているようなので、帰路の安全を考えて引き返すことにする。P1は風が強いので、少し先まで行って風を避けて休息だ。V字キレットを過ぎたところに適当な場所があった。

谷急山

V字キレット
ちょっと鋭角すぎるかも

荒船山
ランチを済ませて再びP1に立った。ここからの展望は谷急山には劣るものの十分満足のいくものだ。巡視路から女坂コースは展望には優れないからたっぷりと展望を楽しもう。

浅間山と小浅間山

鼻曲山から浅間隠山

裏妙義

表妙技
大遠見峠の道標は今は消え、下山口の道標が付けられている。赤テープが頻回に付けられ道に迷うことはないだろう。谷急山に下るまでの紅葉の絶景ポイントは今年は既に盛りを過ぎ寂しいばかりだ。なんだかんだ今年は紅葉が早かったのだろう。
6年前の記録ではすんなり谷急山まで登っている。今回は恐れを感じる場所もあり年を取ったなと感じた次第。とにかく今年は紅葉の最盛期を逃してしまったようだ。11月15日前後をターゲットに歩くことにしよう。

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