大山
だいせん
1,709m
独立峰
鳥取県

登 山 日 2020年11月01日(曇り一時晴れ)
メンバー しんぷるライフ
行  程 夏山道登山口(大山寺橋側)07:48…08:21三合目…08:41五合目…08:44行者谷分かれ…08:55六合目避難小屋09:06…09:25八合目09:32…09:34石室方面との分岐…09:46大山頂上避難小屋…09:53大山頂上碑09:55…09:58大山頂上避難小屋…10:06石室方面との分岐…10:13八合目10:16…10:55六合目避難小屋…11:03行者谷分かれ…11:31元谷堰堤右岸分岐…11:43元谷・下宝珠越分岐…11:50大神山神社…12:00大山寺…12:09夏山道登山口
ルートマップ(YAMAP)
大山、中国地方の最高峰で唯一の深田百名山である。中国山地からわずかに外れた位置にある独立峰であり、その山容は見る方向によって様々なようだ。山岳信仰で隆盛を誇った霊山であり、大山寺周辺には国の重要文化財である大神山神社、大山寺阿弥陀堂をはじめとする社寺仏閣が数多く点在し、観光地としての一面も見せている。

登山口に向かう途中で 西側から見る伯耆大山

島根半島美保関灯台からの大山
天気予報は曇りで期待薄だったが薄日が差している。なんとか登れそうだ。夏山登山道近くの駐車場に着くと既に満車で、近くに路駐を強いられてしまった。大山は夏山道を登り行者道を下るのが一般的なようだ。登山道は黄葉していて楽しく歩けそうだ。

大山夏山登山口から歩き出す

ブナ林の黄葉が迎えてくれる
整備されているねえ。まるで神社の参道のようだ。今日はいつもより軽装での登山となっている。マイカー以外の移動では登山支度も限られるから仕方ない。標高は1700m余りで赤城山よりも低いし大丈夫かなと。ストックもなし。何処までも続く階段。よくもここまで手を入れたものだなあと感心しながら歩いていく。日本海に面していることもありブナが多いに違いない。黄葉になるのかな。
登山口は標高およそ750mで弥山1709mまで標高差950mくらいか。道のりは3km。天気は下り坂だから早めに登りたいがなあ。標高案内板と合目標識を励みに標高を上げていく。五合目を過ぎると行者谷別れの分岐、大山北壁が視界に入って来る。麓から見た大山はどこに行ったのだろうか、全く違う荒々しい山容を見せている。南側から登っている気でいたがまるで反対だった(^^;

三鈷峰 右にユートピア避難小屋が建つ

真新しい六合目避難小屋

九合目はもう直ぐだが強風で飛ばされそうだ

中海や美保湾が見える ダイセンキャラボクが群生する
八合目あたりから森林限界を抜け強風にさらされた。ダウンを着込んで先を急ぐ。九合目付近の木道を下って来る登山者も強風に恐怖を感じて恐る恐る歩いている。すれ違うのも気を遣うなあ。周囲の低木はダイセンキャラボクと言うらしい。

美保湾を背に もう直ぐ弥山

大山頂上避難小屋

頂上標識だが… 縦走路は閉鎖で再開は無理そう

弥山山頂だが 三角点1709mはその先で行けない
頂上標識の周囲は風が弱くなっていて休憩している登山者もいるが少し下ってみましょう。頂上避難小屋の中は薄暗く密の状態だ。六合目の避難小屋まで下りましょう。登山者がどんどん登ってくる。下ってみると意外なほど急斜面だったことが分かる。ストックがあれば膝の負担が随分と楽なのだがなあ。美保湾を中心に絶景が広がる。いい山だなぁ大山は。

山頂(弥山)を後にする

青空があればなあ

深まった紅葉がいい感じ

行者登山道分岐 行者道に入る
六合目避難小屋前に腰を下ろし空腹を満たした。六合目からは大山北壁が荒々しく眼前に広がっている。アルプスや谷川岳などを眺めているようだ。西側からは出雲富士とも呼ばれる山容の山なのになあ。さあ予定通り行者道を下っていきましょう。

行者道はブナ林

カエデの紅葉もある

嬉しい黄葉の道

素晴らしい
行者道に入ると黄葉が素晴らしい。登山道も整備されているが夏道程ではなく、ごく当たり前の登山道になっている。目の前一杯に広がる紅葉を満喫しながら下っていく。紅は少ないが充分だなあ。青空もないが十分に楽しめた気がする。いい時に来た。
気分も盛り上がってにこにこしながら歩いていくと、頂上から見えていた沢に出た。ここは大山北壁の展望地になっている。

今どこだ? 紅葉を共有する

元谷に降りた 大山の北壁が広がる

大神山神社奥宮

奥宮から下り夏山登山口を目指す
再び樹林帯に入っていく。相変わらず素晴らしい黄葉が続いている。やがて緑が存在感を示すようになると大神山神社奥宮に出た。観光客の姿がチラホラと見られる。あとは参道や舗装路を通って戻るだけだ。まだお昼だ。鳥取砂丘へ行けそう。



おまけ
鳥取・島根観光


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