白毛門
しらがもん
1,720m
谷川連峰
みなかみ町

登 山 日 2020年10月18日(晴れのち曇り)
メンバー しんぷる
行  程 東黒沢09:00…10:45松ノ木沢の頭10:54…11:37白毛門12:07…12:37松ノ木沢の頭12:39…13:40東黒沢
ルートマップ(YAMAP)
北のほうは天気がいいらしい。事実青空が広がっている。久しぶりに白毛門に登ってみよう。今年は谷川連峰を歩いていない。近くていい山なのだが最近は足が遠のいている。土合駅からの白毛門はなかなかいい感じ。駐車場は満車状態だったが何とか止められた。

登山口のブナはまだ青い

谷川岳 晴れてる
東黒沢を渡るとブナの森はまだ色付きはなく緑のまま。それでも緑が薄くなってきたのかな。いきなりの急登だがしばらく続くので持続可能なペースで歩いていきましょう。時折、樹林の隙間から谷川岳が見える。

ボチボチ 紅葉

鮮やかさがないな
高度を上げていくと徐々に葉が色付いている。色付いてはいるが色付きが悪いのか鮮やかさを感じない。光はそれなりにあるからそろそろ後半戦かな。ヒノキのウロが先ず最初の休憩地だったが今では地名が消えている。足にバテが来たので先ずは一息つく。

かつてはヒノキのウロとあったが…

光がいいな

タラタラノセン

山腹一面が深まった紅黄葉
次の目標は松ノ木沢の頭だ。斜度は多少緩むが相変わらずの急登だ。色付きもだいぶ良くなってきたが上空には薄い雲が覆い始めた。光が足りなくなるなア、黄葉が映えなくなる~。ちょっとバテたかな。やっぱり白毛門の上り下りはきつい。

あれ、青空がない

ブナの木

白毛門が見えてきた

松ノ木沢の頭から白毛門 ジジ岩・ババ岩
なんとか松ノ木沢の頭に出た。狭い岩の周辺は登山者で賑わう。松ノ木沢の頭の標識もいつの間にかなくなり張り合いが悪い。ここまで来れば山頂まではもう直ぐだ。紅葉は既に後半戦かなあ、今年は遅いのか早いのか分からないが深みのある色付きになっている。

尾瀬・奥日光・武尊山 至仏山・日光白根山は冠雪
尾瀬の山々や日光白根山が見える。白根山は白く冠雪している。夕べ積もったのだろう。至仏山もわずかに冠雪しているからだいぶ冷えたようだ。いまは風もなく寒さを感じるほどではない。徐々に白毛門の山頂が近づいてくる。草モミジがいい感じ。

谷川岳東壁

白毛門はもうすぐだ

ついでにもう一枚

白毛門頂上
危険個所を注意深く通過してようやく山頂に着いた。山頂は思ったほど混んではいない。一角にのんびりと腰を下ろした。笠ヶ岳方面から登山者が来るから皆、結構足を延しているようだ。今日は出足が遅いから最後のほうかな。燧ヶ岳も冠雪だ。尾瀬は時期に閉ざされてしまうのだなあ。山頂から俯瞰する茶色メインの紅葉が綺麗だ。赤城山や子持山、小野子三山、榛名山などが墨絵のように見える。新潟県側から北方面はは天気がよさそうだ。東北の山の紅葉は今週で見納めかな。

標柱 谷川岳はガスに…

紅葉だ 光が足りないかあ

登ってきた尾根だ

笠ヶ岳方面
腹を満たして紅葉の尾根を下山だ。岩場を過ぎてストックを長く伸ばす。潤滑油が切れた膝には必須のアイテムなのだ。下りは登り以上に気を引き締めていかないとケガをする。岩と木の根との格闘だからね。とにかくこけない様に。

遠くは武尊山

沢がよく見える
下山したときは大汗をかいていた。そして駐車場は相変わらず混雑していたままだった。冬はもうすぐそこまで来ているな。

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