今年は東京五輪が開催予定で祭日が変更された。新型コロナで来年に延期となったが変更された祭日は戻ることはなかった。本来ならば10月の連休に訪れたかった青森の百名山だが、紅葉にはまだ早いシルバーウィークでの山歩きとなった。津軽岩木スカイラインをクネクネと上っていけば八合目駐車場に着いた。広い駐車場には車の数は少ない。決して早い時刻ではないが、ここからでは短時間での登山になるから慌てることはないのだろう。八合目からはリフトが営業していて九合目の鳥海山までは数分だ。さすがにリフトはパスして歩き出す。 |
西目屋村からの岩木山 |
津軽岩木スカイライン八合目駐車場 |
リフトを横目に歩き出す |
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山麓からは岩木山頂上部に雲がかかっている状態だったが、未だにガスは晴れない。登山道は岩がゴロゴロぬかるんでいて歩きづらい。道幅も狭く、あまり整備されていない印象だ。リフトに誘導する作戦だろうか。 |
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とにかくガスの中を登っていくと大倉石と鳥海山。大館鳳鳴ヒュッテからは急登になる。ガスが消えない中、元気なく登っていくと三角標が見えた。どうやら山頂のようだ。吹き上げる風がやや強い。風を避けて小休止だ(ランチには早すぎ)。 |
一等三角点 岩木山 |
鐘付きの山頂標 |
一瞬ガスが晴れる |
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火山だけあって登山道も含め岩だらけだ。決して美しい山頂とは言えないなあ。山頂からの展望は、北は北海道の松前半島、津軽半島の権現崎と十三湖、なだらかな弧を描く七里長浜などが見渡せられるとのこと。東には青森のもう一つの百名山である八甲田山も見えるだろうに。時折ガスが抜け展望が開ける。吹き上げる風を受けながら晴れ間を待つ。そんな時間もいいのかな。 |
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鳥海山が見えた |
南側の眺望 |
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何となく展望も楽しめたし下りましょう。岩木山は津軽富士とも呼ばれている郷土富士で、その山容はとても素晴らしい。 |
大館鳳鳴ヒュッテ |
青空が広がって来たね |
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大館鳳鳴ヒュッテまでは急な斜面 |
大倉石 石ですか? |
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鳥海山まで下って来ると山頂はすっかり晴れている。もうちょっと粘っていればよかったかな。こんなことはよくあることだけどね。 |
すっきりと晴れた |
八合目の標柱 標高1247m |
駐車場からの岩木山 |
駐車場に戻ると車がほぼ一杯になっている。ここまで来るとリフト利用の登山者や観光客が多いのだろう。下山ではすれ違う登山者も少なかったからね。
さあ、弘前市内に入って観光でもしましょう。弘前公園から見る岩木山はいいんじゃないの。どこから見る岩木山がいいのだろうか。 |
弘前公園からの岩木山 |
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