大峰山
おおみねやま
1,254m
みなかみ町

登 山 日 2020年05月02日(晴れ)
メンバー しんぷるライフ
行  程 大峰沼登山口08:57…09:22大峰沼09:25…09:38大沼越09:48…10:17NHK電波塔…10:27▲大峰山10:32…10:58赤谷越峠…11:15ゲレンデ出合でランチ11:45…12:27林道分岐…12:42上牧分岐…12:47大峰沼13:14…13:35大峰沼登山口
ルートマップ(YAMAP)
 あまり登山者が多くない(ほとんどいない)山で、ちょっぴり山菜もあればいいかなと大峰山・吾妻耶山の周回コースを選んだ。上毛高原駅を過ぎて大峰山登山口に向かう。大峰沼にはかつてキャンプ場があったが、今は営業をやめてしまった。時代の要請についていけなかったのだろう。登山口駐車場は予想に反して満車状態、少し戻って路駐とした。

登山口の案内板

舗装路を大峰沼に向かう

真っ青な空と芽吹き前の道
 大峰沼へと続く舗装路には鎖が渡されている。ようやく新緑が始まりそうな道を行けば、ショウジョウバカマやスミレが咲いている。空は青く五月晴れといったところだろうか。気温も上がりそうだ。モリアオガエルの生息地である古沼はパスして大峰沼へ向かう。

大峰沼に着いた

大峰沼

逆さ大峰山
 大峰沼に着くと水辺にスイセンやカタクリが咲いている。これは人の手によるものだったのだろう。大峰沼は風もなく水面は鏡のようだ。沼を時計回りに半周して大沼越を目指す。エンレイソウやキクザキイチゲが所々咲いている。大沼越へ向かう急登には今が盛りとばかりカタクリの群生が咲き誇っている。こんなにあるとは知らなかった。思わず笑みがこぼれる。

スミレ

カタクリ

エンレイソウ

キクザキイチゲ

カタクリが群生している

急登を稜線に向かう

稜線 大沼越
 息を弾ませて登ると大沼越だ。稜線に出た。ここからは花がない。立木越しに武尊山や谷川連峰、苗場山などが見える。立木がなければ展望の稜線だろうに残念だ。眼下には浮島を抱える大峰沼が見えている。

大峰沼を見下ろす

NHK電波塔

武尊山

大峰山頂上
 新しい階段を下って登り返す。記憶にはないが、脇に鎖が残されているから、以前この急坂を鎖を頼りに下って登ったのだろう。NHK電波塔からいくつかの電波塔を通り過ぎると冴えない大峰山の頂上に着いた。水分補給だけして歩き出す。相変わらず立木越しに残雪の山並みを眺めながら歩いていくと赤谷越峠に出た。ここからは吾妻耶山には向かわずゲレンデに出ることにした。

面白い岩だ

分岐をゲレンデ方面に進む

カラマツの林は芽吹き前

見上げても新緑なし

ゲレンデに出る 上州三峰山

何かあるかな
稜線を外れるとややルートが分かりづらくなるが赤テープが付けられている。時折古い道標も見られる。大峰山には県立高校山岳部が立てた道標が要所要所に付けられていて安心だ。他にもバリエーションルートの道標が立てられているが、登山道がしっかりしているかは不明だ。赤テープを頼りに歩くとゲレンデに出た。ここでランチだ。ゲレンデからの展望がいいのはちょっとがっかりかな。

平が岳 至仏山 武尊山

谷川岳
 山の恵みを探しながらゲレンデ登山道を下っていくがフキノトウくらい。それもやや遅い。さあ大峰沼に戻りましょう。林道出合に登っていく途中にキクザキイチゲの群生があった。堂々と花弁を天に向けて咲かす花は素敵だ。カタクリとは対照的だなあ。今日はカタクリとキクザキイチゲを十分に堪能できた。

ゲレンデには残雪

林道分岐に向かう

吾妻耶山と谷川岳
 林道分岐の手前から残雪が現れた。時期的には今年はやや早かったのかな。4月に入って寒い日があったのも影響しているようだ。

林道分岐

林道を行く

一本鳥居

杉の林を下ると

上牧への分岐

旧大峰沼キャンプ場管理等
 登山口は満車だったが、山ですれ違ったのは一人だけ。近くの沼で釣りを楽しむ人が数人いたから、山歩きを目的に登山口駐車場に来たのではないようだ。思惑通りに登山者の少ない静かな山歩きとなった。

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