かつて、物語山に通じる林道は車高の高い車なら何とか通行が可能だった。やがて林道は度重なる大雨により通行不能となった。今はサンスポーツランドが登山口になってしまったようだ。県北部では桜が見頃を終えたが新緑はもう少し先だ。西上州のアカヤシオは今が旬で見頃を迎えているとなれば自然に足が向いてしまう。 |
サンスポーツランドから歩き出す |
市ノ萱川支流 |
阿唱念の滝への分岐を分けて |
林道は壊滅状態 |
支流を歩く |
沢だか道だか… |
|
林道歩きが1時間ほど続いたのち登山道へと入っていくのであまり面白くないのだが、今日は違った。なんと林道が崩壊しているというか壊滅状態なのだ。おそらく昨年の台風19号の被害と思われる。沢と林道がごちゃごちゃ。出合いあり。赤テープを頼りに進む。 |
ヤマブキ |
ムラサキケマン |
ニッコウハナノメ |
ハシリドコロ |
ヒゲネワチガイソウ |
キケマン |
エイザンスミレ |
ミツバチグリ |
|
随分先を行く |
メンベ岩 |
沢を離れ林道を進む |
かつての登山口 |
小さな沢を渡って |
安中山の会の道標 |
|
やがて沢の流れも細くなり、林道が原型を留めるようになるとしばらくして本来の登山口に着いた。ここからは急登になる。 |
マルバスミレ |
キブシ |
コガネネコノメ |
ミヤマハコベ |
|
杉林の急登 |
ミツバツツジが咲いている |
カランコロンのガレ場 |
キブシがわさわさ |
勢いあるなア |
|
杉林の急登を行く。アキレス腱を伸ばして登り終えれば雑木林となった。目の前にミツバツツジが咲いている。やがてカンラカンラと心地良い音を立てて、カラマツの疎林の急登をジグザグと登っていくと、西峰との鞍部が見えてきた。先ずは西峰だ。本峰より展望がいい。登っていく途中、本峰にアカヤシオが咲いているのが見える。良い感じだ。西峰で出合いあり。メンベ岩方面に進むがアカヤシオは色褪せていて途中で引き返した。 |
|
山頂稜線から浅間山を望む |
妙義山 |
|
|
物語山本峰 三等三角点 |
谷急山 裏妙義 妙義山 |
|
鞍部まで戻って本峰を目指す。途中にアカヤシオがよく来たねと出迎えてくれる。物語山はぐんま百名山だが若干マイナーな山だろうと思って来てみたが、アカヤシオの時期でもあり数組の登山者とすれ違った。山頂て前の道標は熊に破壊されて標柱が使命を果たせず残されている。そこから南に進むとちょっとした休憩場所になっているようだ。心地良い陽気の中、三角点に腰掛けてランチとした。 |
|
|
今年のアカヤシオは花数が少なく評判悪いが、それはそれでいいんじゃないかな。山を歩き季節の花と出会い、フッと疲れが癒され心が和む。そんな感じがいい。山はいいよね。ただ世の中は緊急事態宣言下に置かれ、国民の生活は不自由だ。 |
急な斜面 落石注意 |
新緑がまぶしい |
サンスポーツランドに戻った |
|
来た道をそのまま戻る。しみじみと新緑が目に染みる。一年で一番いい季節なんだ。清流を眺めながら駐車場に戻った。 |