烏帽子岳
えぼしだけ
2,066m
浅間連峰
長野県

登 山 日 2020年02月24日(晴れ)
メンバー しんぷるライフ
行  程 烏帽子岳登山口09:35…09:45湯ノ丸キャンプ場…09:55中分岐…10:22小梨平分岐…11:00小烏帽子岳…11:11▲烏帽子岳11:17…11:31小烏帽子岳…12:00小梨平分岐12:17…12:42中分岐…12:49湯ノ丸キャンプ場…13:02烏帽子岳登山口
ルートマップ(ヤマレコ)
 このところ冬期に浅間連峰を訪れることが多いが、何といっても山頂からの展望が素晴らしいこと、山頂までの道がさほどきつくないことがその理由に挙げられる。また、高山植物も豊富で一年を通じて魅力ある山域であろう。群馬県側からのアクセスは昨年の台風19号の爪痕が今だ深く刻まれ、道路の復旧もままならない状態が続いている。

雪原が美しい

シラカバやカラマツの林がいいね

そこそこの積雪
 大笹からつまごいパノラマライン南ルート経由で県道94号東御嬬恋線に出る。相変わらず復旧は進んでいない。昨日降った雪が道に残るが走行に支障はない。比較的順調に湯ノ丸スキー場に着いた。ちょっとしたトラブルに見舞われたが気を取り直して歩き出す。大気はヒンヤリだが太陽の光が明るく降り注ぎ暖かくなりそうだ。
 登山口から10分ほどで湯ノ丸キャンプ場。新雪はあるが既に踏まれている。もともと積雪は少なく大きく踏み抜くことはない。アイゼンやスノーシューの跡を辿っていくと中分岐に出る。真っ白な雪と抜けるような青空が素晴らしい。

烏帽子岳が見える

小梨平に着いた

烏帽子岳を撮っている
 積雪の少ない樹林帯の水平道を行くと小梨平。ここは湯ノ丸山と烏帽子岳の鞍部に当たるが、その命名はK2Coupleによるものだ。鞍部ゆえに風の通り道となるが今日はさほどでもない。水平道から見る八ヶ岳は薄かった。こんなに晴れているのにね。

四阿山・根子岳

霧氷が青空に映える

烏帽子岳への上り

稜線に出て小烏帽子岳を目指す
 小梨平からは若干積雪が増えるがあまり負担はない。時々、標高を確かめるように湯ノ丸山を振り返る。山頂近くには霧氷をまとった木々がいい感じだ。期待がなかっただけに得した気分。白い雪は冬山の化粧だな。

小烏帽子岳に着いた 北アルプスは薄っすらと

湯ノ丸山を見る
 雪道を楽しみながら歩いていけば烏帽子岳の稜線に出た。楽しみにしていた北アルプスの稜線は非常に薄い。はっきりクッキリを期待していただけにがっかりだ。山頂に行けばすっきりと見えるわけではないが山頂を目指そう。

北信の山々

横手山 本白根山 白砂山方面
 何とか展望に耐えられるのは北信と白根山くらいか。くっきりとした北アルプスの稜線が見たかったなあ。本当に残念だ。

霧氷と青空だ

霧氷と湯ノ丸山

小梨平から戻る

中分岐道標

中分岐から鐘分岐への道

アイゼンの雪玉を落として

明るい林を行く

キャンプ場に戻った
 今シーズンの雪遊びはこれでおしまいかな。そろそろ花の便りが聞こえてきている。歴史的な暖冬であり花の開花も早いだろう。

inserted by FC2 system