黒斑山・蛇骨岳
くろふやま・じゃこつだけ
2,404m・2,366m

浅間連峰

登 山 日 2020年01月11日(晴れ)
メンバー しんぷるライフ
行  程 車坂峠9:54…11:06槍ヶ鞘…11:20トーミの頭…11:35△黒斑山12:12…12:31△蛇骨岳12:47…13:13△黒斑山…13:20中通り分岐…(中通り)…14:08車坂峠
ルートマップ(ヤマレコ)
 自宅の天気では赤城山方面にかけて雲が…。谷川岳を見ると白く光っている。長野県方面の天気予報は晴れだから、予定通り高峰高原に出かけてみましょう。チェリーパクラインの道路状況がはっきりしないので雪タイヤ装着車で出発。関越道に乗る前にスマホ忘れに気付いたが、引き返すのも時間ロスなので、ライフさんのを借用してルートをとりましょう。「山と高原地図」「YAMAP」「ヤマレコMAP」がスマホに入っているが、日常的に使うのは「山と高原地図」だ。「YAMAP」は登山に限らず多様なルートマップがあるのが嬉しい。「ヤマレコMAP」は地図のダウンロードに時間がかかるので敬遠がち。ライフさんは「YAMAP」だけ。スマホ忘れは先週の矢ヶ崎山でも起こしているから気を付けないといけないのだ。長野県に入ると天気は上々。

車坂峠の登山口登山

まあまあの積雪

歩きやすい
 碓氷バイパスから浅間サンライン、チェリーパクラインと進むが雪はなし。高峰高原に近づくと路肩に除雪後の雪が残るが路面は普通タイヤで問題なしだった。ホテル前の駐車場は満車に近い状態。何とか止められて、ホテルでトイレを拝借し歩き出す。積雪はほどほどで、道はよく踏まれていて比較的歩きやすい。展望が開けてくると八ヶ岳連峰が間近だ。あまり雪が付いていないですね。蓼科山の頂上付近が薄っすら白い程度。今季は本当に雪が少ない。

八ヶ岳が見えている

霧氷の黒斑山を見上げる

車坂山を下る
 黒斑山のシラビソなどの林は樹氷で白く、樹氷に覆われない部分が黒斑となって見える。実にいい感じじゃない。車坂山を下って登り返せば展望が開けたコマクサ展望所だ。ここからの眺望は素晴らしいが、わずかに高度が足りないのが残念。富士山、八ヶ岳、南アルプスの一部、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスが一望。霧ヶ峰や美ヶ原も。この山域の素晴らしいところはやはり雪山シーズンだろうな。本当に感動する。

コマクサ展望所からのパノラマだよ~ん

後立山連峰が近く感じる

黒斑山の面目躍如
 少しづつ高度を上げていけば周辺の山の眺望も少しづつ変化していく。うす暗い樹林帯は上り下りの登山者で賑やかだ。

頚城山塊がくっきり

トーミの頭と浅間山

槍ヶ鞘からのパノラマ
 樹林帯を抜けると槍ヶ鞘だ。ここで浅間山本体とご対面。第一外輪山も一望だ。浅間山はさぞ大きな山だったのだろうな。さあ、トーミの頭まで登って眺望を楽しみながら一息入れましょう。遠見の頭に着いて写真を撮ろうと言っていると、ライフさんが強風で帽子を飛ばされてしまった。さすがに取りには行けない、お気に入りの帽子だったのに残念。

浅間山を覗いてみる
釜山が見える
今日はあまりガスが出ていないようだ

賑やかな山頂に着いた
 再び樹林帯に入ってパウダースノーを登れば、登山者で賑わう黒斑山の頂上に着いた。風はなく日差しが温かい。蛇骨岳まで足を延ばす心算だったのだけど、なんか疲れてしまって、ここまででいいやの気分。腰を下ろしてお昼にしましょう。おやおや、カップラーメンが熱くなりませんね。仕方ない、温めなおしです。この時期はおにぎりは冷えて美味しくないのでパンが良いような…。

浅間隠山の向こうには奥日光の峰々

横手山と岩菅山が白い
 少し休んで腹も満たされると元気が出てきました。蛇骨岳まで足を延ばしてみましょう。踏み跡はしっかりしていますが、サラサラ雪で歩きづらい。ライフさんは足が冷たくなったと言って、足の運動を兼ねてサッサと駆け足で進みます。元気だなあ。ついていくのがやっと。戻って来る登山者とすれ違うことも多く譲り合いながら進みます。周辺の著明な峰々の眺望も素晴らしいが、外輪山の樹氷も実に素晴らしい。本当に感動ものです。

樹氷と頚城山塊

前掛山を歩いている人も

頚城の峰々が嬉しくて、つい

蛇骨岳から戻るの早いなあ
 蛇骨岳まで来ると風が強く寒い。しんぷるの帽子まで閉ざされる始末。何とか回収はできたけど…。武尊山が白く輝いています。尾瀬や奥日光の山々が眺望できて嬉しい。頚城山塊もしっかり山座同定できた(ような気がする)。風が強いので戻りましょう。

四阿山

蛇骨岳標柱

黒斑山に戻る

樹氷がいい感じだね
 少しバテ加減。ライフさんに大きく遅れます。雪景色を楽しみながら黒斑山に戻ります。風がなければ暖かい。

外輪山を振り返る

雪が少ない八ヶ岳連峰
 トーミの頭で素晴らしい景色ともお別れです。帰路は中通り。樹林帯の歩きで展望はないけれどサッサと降りられる。今日は天気にも恵まれ素晴らしい山歩きになった。こんな感じで冬山を楽しめたらいいな。冬の写真は青と白、寒色になってしまうね。

中コースを下る

アサマ2000スキー場

もう直ぐ車坂峠だ

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