矢ヶ崎山 やがさきやま 1,184m 安中市・軽井沢町 |
登 山 日 | 2020年01月04日(晴れ) |
メンバー | しんぷるライフ、KM |
行 程 | 碓氷峠9:50…10:36▲矢ヶ崎山11:08…11:41碓氷峠 ルートマップ(ヤマレコ) |
今日は午後から天気が崩れ、関東平野も積雪に見舞われるとの予報。早いうちに登らねば。荒船山は縁起が悪いとライフさんは乗り気でない。このところ艫岩からの転落事故の報道が多いから仕方ないかな。岩壁近くでは引き込まれてしまうようで、なんか怖い気もするし。久しく登っていないからそろそろとは思っている。そんなわけで、白くなった浅間山と西上州の山々を見下ろしたくて碓氷峠までやってきた。 | ||||
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矢ヶ崎山の登山口は群馬・長野県境の碓氷峠にある。碓氷バイパスから軽井沢に入ると、軽井沢プリンスホテルスキー場には霧氷がたっぷり付いてるのが見える。全く予想外、これは嬉しい。ぐるっと回り込んで登山口に着いた。雪はないが北西からの風がやや強く冷たい。急いで準備をして登山口の道標から入っていく。登山道に入ると風は穏やかで寒くはない。乾いた落葉をしっかりと踏みしめながら歩いていく。間もなく積雪が出てきた。 | ||||
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小さなアップダウンを繰り返し進むと霧氷が出てきた。徐々に氷は厚くなり見栄えがしてくる。見上げれば青空に映えるなあ。 | ||||
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道にはカモシカと思われる足跡が残されている。途中まで登山者のものと思われる足跡が残っていたがいつの間にかなくなっている。雪を踏みしめて行けばプリンスホテルスキー場のゲレンデに出た。そこからは浅間山が一望だ。初心者向けゲレンデでは、スキーヤーやスノーボーダーが人工雪の上を楽しそうに滑っている。さあ、先を急ごう。 | ||||
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さすがに積雪量が増えてきた。とはいっても靴は埋まらない。急斜面では気を遣うがアイゼン、ストックなしでも登ることができる。山頂へと一気に登る急登道は避けて、山頂直下を巻いて南側から登り上げる。電波塔脇を進むと誰もいない二等三角点が置かれる山頂に着いた。目の前には浅間山が大きい。東には西上州の山々。碓氷峠では吹いていた冷たい風もこの山頂にはない。 | ||||
雲が邪魔じゃ 手前のもっこりは離山 |
留夫山から鼻曲山 |
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榛名山が近い |
稲村山と妙義山 |
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少し早いがランチにしよう。支度はライフさんに任せてひたすら眺望を楽しむ。遠く筑波山も見えるではないか。ギザギザ稜線の両神山も。上毛三山が同じ方角に見えるのもいいねえ。あの山にもこの山にも登ったんだな。 | ||||
山頂から東方面(上州群馬)のパノラマだ |
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赤城山 黒檜山が白い |
まあ晴れたほう |
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この位置からは、太陽が西に傾いた頃に眺めるのも良さそうだ。さあ、お腹も心も一杯になったところで来た道を戻りましょう。 | ||||
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思わぬ霧氷に恵まれ付加価値の付いた山歩きとなった。黒斑山も白くなっている。しばらくは雪遊びと行こうか。楽しみ、楽しみ。 帰路には、旧国道18号を下り、アプトの道を熊ノ平から眼鏡橋まで歩いてみた。秋の紅葉時期から外れ観光客はまばらだった。 |