高峰山
たかみねやま
2,106m
浅間連峰
長野県

登 山 日 2019年12月16日(晴れ)
メンバー しんぷるライフ
行  程 高峰高原ホテルP9:55…10:10展望ベンチ…10:21粒ヶ平分岐…10:35△高峰山11:25…11:35粒ヶ平分岐…11:54湯ノ丸高峰林道…12:00アサマ2000スキー場…12:20高峰高原ホテルP
ルートマップ(ヤマレコ)
 12月も半分終わったが雪不足のようだ。谷川岳は白峰になったが、武尊山はまだ一部。スキー場のオープンもままならない状況が続いている。植生も少しづつ変わってきているとの報告もある。地球温暖化の影響は明らかだろう。世界を上げて本気の対応が必要なんでしょうね。そんなかんなで北アルプスの銀嶺を見たくて浅間連峰にやってきた。黒斑山にしようか迷ったけど、浅間山はまだ雪が付いていないので、まだ登ったことのない高峰山に決定。

高峰神社の白鳥居

登山道 薄っすらと積雪あり

カラマツとダケカンバの林だ
 高峰高原ホテル駐車場からの眺望も素晴らしい。外トイレは冬期閉鎖中だったためホテル内のトイレを拝借。天気は上々、無風状態で暖かい。高峰神社の白鳥居をくぐって山頂を目指す。少し行くと急登に変わる。昨日の嵩山と違って足にくるのは速足のせいかな。

休み処 展望台

富士山ですね

高峰山は近そう
 日陰には薄っすらと雪が残っているが、まとまった積雪があった訳ではなさそう。チェリーパーククラインにも全く積雪はなくドライ状態だったもんね。展望台からは平坦な道になる。積雪期にも安心して歩けそうな道ですね。緩やかな稜線が高峰山に続いている。

粒ヶ平の分岐

振り返って黒斑山

高峰山頂に着いた
 平坦な道を歩いていくとあっさりと高峰山頂に着いてしまった。ちょっと歩きがいがなかったかな。さっそく山頂の岩場に乗って展望を楽しむ。やっぱり北アルプスの銀嶺は素晴らしい。北は鹿島槍くらいまでで白馬岳方面が見えないのが残念かも。鹿島槍は本当に美しいねえ。後立山の盟主の名に恥じない山容を見せてくれる。でも全体的に雪の高さが足りないような気がするのは気のせいかな?

乗鞍岳から五竜岳まで 北アルプスの大パノラマ
 なんか今日は珍しくお腹空いた感が強い。さすがに眺望では空腹は満たされないなあ。スープにおにぎりにパンにサラダ、物足りないのだ。ここまで誰ともが対面なし。こちら車坂峠からは黒斑山方面が多いのかな。ホテル前にはあまり車はなかったけど…。

中央アルプスと 手前左は霧ヶ峰

八ヶ岳 その後ろに甲斐駒ヶ岳

高峰神社と白の剣

高峰神社の由来が記されている

山頂で一枚
 やはり、もう少し雪が欲しい気がするね。年明けになるのかな、雪山ハイクは。久しく冬の西上州も御無沙汰だ。西上州の山々を見下ろしていると何か登りたくなってきた。浅間連峰からの眺望は本当に素晴らしいと思うのだ。

西上州の山々が一望できる

乗鞍岳だね

美ヶ原の向こうには木曽御嶽山 今年登れた

富士山の前は瑞牆山かな

爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳

穂高連峰(明神~前穂~奥穂~涸沢)、常念、南岳

霧ヶ峰ズームイン

両神山だよね

白砂山、谷川連峰(仙ノ倉~谷川岳、白毛門~朝日岳)、尾瀬(至仏山~燧ヶ岳)、武尊山
 山頂からの大展望を楽しんだ後で、今度は何処でもっと楽しもうかなんて考える。冬山も手頃な峰が多いのもいいところだ。帰りは高峰温泉口から林道を歩いて戻りましょう。てなわけで、北側の展望を楽しみながら林道に降り立った。林道を高原ホテルに向かって歩き出すが…。すぐにスキー場のゲレンデに出合う。まだ滑走不可のため普通に積雪の林道を進む。次のリフト下は滑走利用されているため気を付けて横切ろうとしたが、圧雪されたゲレンデは滑落の危険が高い。数メートル進んで引き返した。アイゼンなし、ストックなしでは渡れない。ゲレンデ脇の藪を下って迂回だ。ライフさんにすっかり怒られてしまった。

粒ヶ平から高峰温泉口へ

湯ノ丸高峰林道に出た

スキー場ゲレンデに出合い

東籠ノ登山と水ノ塔山

御飯岳 笠ヶ岳 横手山など志賀の峰々
 無言のままゲレンデを迂回し高峰高原ホテルへと登り返す。冬はこのコースは歩けないのですね。いやあ、失敗失敗。でも東籠ノ登山や水ノ塔山が格好良く見えたし、志賀高原の山々がいい感じで並んでいた。まあ、それなりに楽しめたことにしよう。

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