笠丸山 かさまるやま 1,189m 西上州 群馬県上野村 |
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今年は袈裟丸山のアカヤシオが遅いようだ。YAMAPで笠丸山の記録が出ていたので急遽足を運んでみた。見頃は4月20日頃からあったようだからそれなりに花期はあるようだ。登山口付近の桃源郷はすっかり終わってしまっていて、なんだこれといった感じ。さすがにもう遅いか。今日は初めて笠丸山を登った時と同じに下の登山口から歩くことにした。二基の燈篭の間を行く。 | ||||||||
下の登山口 |
杉林を抜けて明るくなる |
新緑がまぶしい |
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道は急登でふくらはぎが伸びきってしまう。久しぶりだな、こんなことは。西上州の山は短いが急登が多いのでこういったことは結構あるが、途中で攣りそうになったのは初めてだ。途中なだらかな場所もあるが基本的には急登が続く。多く見られる馬酔木の花は多くが落下し来訪の遅さを感じる。ミツバツツジも既に花期を終えている。 | ||||||||
明るい尾根 |
急斜面に付けられた虎ロープ |
道標が健在 |
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期待はできそうもない。それでも、そろそろ立夏を迎えることもあり新緑が見事だ。新緑はこの時期に楽しまないとすぐに暑苦しい緑に変わってしまう。東峰直下に出るとアカヤシオのピンクが見える。何とか間に合ったようだ。降りてくるハイカーが「ここが一番いいですよ。」と。落花も数多くみられるが、それなりに美しい。東峰の日陰でアカヤシオを愛でながらのランチとした。 | ||||||||
見頃は終わりだけど… |
落花もみられるが |
山頂稜線のアカヤシオは終わり |
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北面はまだわずかに残る |
中央の鎖場(虎縄)を降りる |
ミツバツツジが鮮やか |
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稜線はヒカゲツツジが咲くが数は少ない。こちらも見頃を過ぎている。アカヤシオはあらかた落花しているが、北面の色付きは残っている。佐渡では時期早々、昨日の坂戸山は一週間遅れと時期を逸している感は否めない。しっかり情報収集と分析を行わないといけないな。稜線は痩せていて危険個所が多いので十分な注意が必要だ。中央分岐の下りもだいぶ土が落ちて歩きにくくなっている。地蔵峠への道にはアカヤシオの落花が沢山。それなりに綺麗ではあるが…。 | ||||||||
アカヤシオ落花 |
見ている間に花落ちる |
これもミツバツツジ |
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地蔵峠に着いた。やはり笠丸山は上の登山口からの周回が正解のようだ。地蔵峠からは歩きやすい道になる。この道はハシリドコロが切れることなく自生している。花は決していいとは思えないが何となく見てしまう。ヒノキの林を抜けると新緑が目にまぶしい。 | ||||||||
楢の巨木と地蔵さん |
ヒノキ林を下る |
落葉で道がふわふわ |
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新緑がいい感じだ |
新緑の中を下っていく |
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新緑の中を下っていくと期待していたヒトリシズカが期待通りに咲いていた。地味な花だが名前がじつに良いねえと話しながら登山口に戻った。 | ||||||||
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