大小山
だいしょうやま
314m
栃木県足利市

 1月には訪れたくなる大小山。ワンパターンと言われればそれまでだが、展望もさることながら歩きがいがあるのがいい。関東平野に突き出た山塊からの展望は素晴らしいものがある。
登山日 2019年01月02日(晴れ) しんぷるライフ、快、KM
行 程 (大小山回り)阿夫利神社10:50…11:00女坂・男坂分岐…11:10合流点…11:13見晴台…11:20大小山…11:32▲妙義山12:05…12:42阿夫利神社
ルートマップ(ヤマレコ)

 快が一人で残りじじばばと同じ布団で寝た翌2日。今日も何処かお山に登りたいとのことで、足利の大小山に登ってから小山の親もとに返すことにした。例年のコースだとさすがに長すぎるので、阿夫利神社(足利ではあぶりじんじゃと読むらしい)からの周回コースとしよう。丹沢大山の大山阿夫利神社と関係があるようにも思えるがはっきりとはわからない。

駐車場から歩くと天台宗大小山鳳仙寺

ハイキングコース案内板

阿夫利神社

階段を登っていくと

男坂・女坂分岐

妙義山への分岐となる仙間神社
 Googleマップのナビで大小山登山口駐車場へ到着。阿夫利神社前にも駐車場があるが狭いようだ。こちらも一杯だったがなんとか止めることができた。車道を行けば大小山を冠したお寺とカフェ、さらに行くと阿夫利神社に着く。総合案内板の赤線ルートを時計回りに歩くことにする。一周2時間くらいのコースタイムだ。神社の脇を抜けて行くと間もなく男坂・女坂の分岐に出る。ここで男女二手に分かれることになった。女性陣は女坂、私と快は男坂。「男坂はね、普通は坂が急だけど距離は短くて早く着くんだよ。女坂は緩やかだけど少し距離が長いから遅くなるんだ。」と説明して歩く。すぐに大小山仙間神社に出る。右は妙義山方面を指しているので左に進む。男坂は岩場の連続で注意が必要だが、快は上手に歩いていく。歩幅が長い場所を補うだけですいすいと登っていく。少しずつ成長しているんだな。合流点が近づくと、一足早く女性陣が先に着いて待っているではないか。あれれ、まあいいか。

男坂は岩だらけ

女坂のほうが早かった

もうすぐ見晴台 大小の文字が見える

関東平野 遠くに筑波山
 合流点を過ぎれば見晴台はすぐ。大小の白い文字が大きい。そして関東平野を一望する。筑波山やスカイツリー、副都心の高層ビル群がよく見える。日出もさぞかしいいんだろうな。ひと歩きで稜線に出れば大小山だ。二等三角点が置かれる妙義山はすぐそこ。

日本百名山 赤城山
 大小山(鷹巣山)からいったん下り、急な岩場を登りあげると妙義山(大小山)に着く。360度の展望は気分がいいね。奥日光方面は雪雲に覆われていますな。ここ大小山はいろんな面で山の名前が一致せず戸惑ってしまう。風がちょっと冷たいので、山頂から周回コースにやや下ってランチにする。海苔を巻いた餅にカップラーメン、苺スカイベリーにお菓子の類。お腹一杯になって下山だ。

妙義山から下る

のんびりと下る

小さな洞窟を散策

道が掘れてる
 下りだすと直ぐにルートを分ける。男組は旧道?一番大変な鎖場だ。快を下すのに緊張する。ここでも女性陣が先に降りて待っている。のんびりと下れるコースを予想していたが、岩場鎖場が多く気を許せない。それでも洞窟があったり展望が良かったりと変化に富んだコースを楽しみながら歩いていけば阿夫利神社に着く。阿夫利神社から駐車場に戻り、車に乗り込めばすぐに快は夢の中。楽しかったかな。道の駅みかもで待ち合わせて快は親もとへ。これでいつもの穏やかな生活に戻るのだ。
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