水沢山
みずさわやま
1,194m
榛名山

 毎年一度は登りたい水沢山だが、今年は一度も登っていない。谷川岳が冠雪したがだいぶ消えてしまった。午後少し時間が取れたので足を運んでみた。
登山日 2018年12月04日(薄曇り) しんぷる
行 程 水沢観音P13:25…13:32水沢山登山口…13:57休み石…14:22東の肩…14:32▲水沢山14:42…15:07休み石…15:22水沢山登山口
ルートマップ(ヤマレコ)

 肩や肘、膝と痛みが続いている。丹沢山に登ってきた後、数日間、左膝が痛くて正座もできなかった。加齢によるものなのか、何かの障害によるものなのかはわからないが、いずれにせよ痛みは心をネガティブにする。天気予報は見事に外れ朝から天気が良い。痛みとは関係のない、半年に一回の検査で病院を出たのがお昼近くだ。このまま家でダラダラ過ごすのももったいない。
 国道17号を走り渋川に向かう。平日の午後とあって水沢観音は人出が少ないようだ。同様に登山者らしき車も少ない。今日は友人から紹介されたYAMAPアプリを試すことも目的の一つだ。駐車場からスタートボタンをタップして歩き出す。

東の肩から赤城山を望む

同じく東の肩の石仏群
 今年はこれが最初で最後だろうな。上空にはだいぶ広範囲に雨雲らしき雲が覆っている。今日は温かく12月の気温とは言えないようだ。膝の痛みがあるし、肩は痛むし颯爽としたスタートではないが、歩いているうちに状況は変わるかもしれない。林道を歩き、水沢山の登山口に着いた。ここから山頂までどれくらい時間がかかるのか?体力測定にはちょうどいい。1時間で登り切りたいものだ。半袖のインナーと薄手のフリースでは暑くて、休み石を過ぎて半袖一枚になった。途中、「いい汗かいてるね。」と冷やかされたが、いつもより負荷をかけて歩いている自分に気付いた。やがて東の肩に着いた。ここまで来ればもう楽だ。上空はだいぶ雲が出てはいるが意外と展望は悪くない。さあ山頂へ急ごう。
 山頂にはやはり登山者が居た。まずは北の方角を見る。見えないと思っていた谷川連峰が見えている。数日前に冠雪して白くなった谷川連峰は、だいぶ雪が解けたと見えてまだら模様になっている。その頂にのみ照明のように光が差し込み、谷川岳と仙ノ倉は白く浮かび上がっていて幻想的だ。カメラを持たずに来たことが悔やまれる。山頂の気温は18度。温かいはずだ。

妙義山が墨絵になっている

西上州御荷鉾山 背景は奥秩父の山々
 呼吸を整えながらあちらこちらの展望を楽しんだ。やはり水沢山からの展望は一級品だ。いくらか肩から背にかけての痛みが和らいだようだ。
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